はじめに
こちらの記事はBigSleepを使用して文章から絵をつくる(Text to Art)実践方法をさくっとまとめたものになります。まだまだ記事が少なそうだったのでGoogle ColaboratoryによるBigSleepの使い方を中心に紹介しています。
かくいう私自身、つい先日GHELIA清水亮CEOの講演にてBigSleepの存在を知り、試してみたクチです。これから勉強していきたいと思っています。
「老後は油絵でも描いて暮らしたいな」「漫画家になりたかった」..そんな人には大変朗報です。(僕です。)一緒に芸術を爆発させましょう!
BigSleepとは
GitHub : https://github.com/lucidrains/big-sleep.git
READMEを攻めの要約すると**「GANを使って、自然言語から絵を夢見ることができる」**そうです。オシャレだなぁ〜。
version 0.0.1が今年の1月19日ということで結構ホカホカなライブラリです。
百聞は一見に如かず、ということで
GitHubのsampleでも書かれている"fire in the sky"をBigSleepに流し込んでしばらくすると以下のような画像が得られました。
1952: 伊藤佳十郎 「追憶の朱空」 とか書かれたら信じてしまいそうです。(もちろん全部でたらめです)
Google Colaboratoryで試してみる
ここからが本記事の本題です。
GPU必須なので、GPUお持ちでない方はGoogle Colaboratoryを使用しましょう。
ランタイムのタイプをGPUに変更してください。
CodeはREADMEのsample文章そのままです。はじめて実行する場合は!pip installしてあげてください。textの中身をあなたの思うまま書いてみましょう。日本語でも生成画像の内容はともかく動作はするみたいです。
!pip install big_sleep
from big_sleep import Imagine
dream = Imagine(
text = "I like coffee",
lr = 5e-2,
save_every = 25,
save_progress = True
)
dream()
上記を実行すると、Imagingが開始され、epoc毎の絵が保存されていきます。
Colaboratory左側にあるFolderマークをクリックすると、生成された画像データが確認できます。(自身が不慣れなもので、ここで少し躓きました..)
この記事を書きながら30分ほど放置してできた作品がこちらです。右側には私の解釈を付け加えています。笑
なんとなくI like coffeeを表していそうな感じもしますし、少なくとも私の頭の中からは現れてこないArtです。AIが描いた絵から逆にインスピレーションを受ける、っていう事を体感しますね。
結論:なにこれ面白い
BigSleepにも感謝ですし、GPU使わせてくれるGoogle Colaboratoryにも感謝です。
AIと芸術のコラボレーションは今後も注目していきたいですね!
ひらめいた文章をArtにして、noteとかインスタとかに投稿してみようと思います。(オサレ)