どうも、ねこきち(@nekokichi_yos2)です
日本最大のiOSカンファレンス、iOSDC、に初参加しました。
iOSDC2020では、ニコ生上で開催され、地方在住の僕にはとてもありがたかったです。
また、アーリーバード枠の参加特典も
初めてiOSDCに参加して、色々と感じたことを書き連ねていきます。
新たな知見を得られた
iOSのカンファレンスなので
・Storyboardの活用法
・SwiftUIとUIKitについて
・iPadのマルチウィンドウ
iOSアプリ開発で利用できる技術を知ることができます。
新しい技術を知ろうと思ったら、自分でググる必要がありますが、カンファレンスや勉強会ではスピーカーが発表してくれるので、ググる手間が省けます。
しかも、現役のiOSエンジニアの方々が最新の知見を共有してくれるので、書籍やネット記事よりも勉強になります。
また、スピーカーが丁寧に解説してくれるますから、気軽に新/未知の技術を学ぶことが可能です。
他にも、
・アーキテクチャ
・数学を用いたプログラミング
・CI/CDの知見、検証結果
・ビルド、テストの方法
などの様々なテーマが用意されており、Swift以外の言語を扱う方でも学べるセッションが用意されています。
当日の発表内容は、スライドやYouTube動画で公開されるので、見逃しても、何度でも見返すことができます。
高度なスキルがなくても学べる
iOSDCのセッションを理解できるか不安でしたが、全く心配ありませんでした。
もちろん中には、
・普段は滅多に使用しない処理
・ソースコードが実行される背景
などの難しいセッションもありました。
ですが、 iOSDCの開催中にセッション内容を手元で試さなくても、発表者らが丁寧に解説してくれるので、聞き流すだけでも大体は理解できます。
初心者やベテランの方まで幅広い開発者らが学べるセッションが多く、参加するだけでも得したと言えます。
エンジニアが何を意識して開発してるかがわかった
スピーカーは当然、発表内容を事前に検証して、どうなったかを知っています。
そして、スピーカーが検証した過程を解説するとき、どのようにソースコードを設計したのかを話してくれました。
例えば、
・ViewとModelを分ける
・Delegateでイベントを投げる
・関数をオーバーライドする
など。
つまり、セッション内容だけでなく、セッション内容を実装/検証する際にソースコードで意識したことを学べたのです。
ViewControllerでViewの表示とデータのロジックを一緒に書く僕でしたが、どのスピーカーもViewとModelでViewの表示とデータのロジックを分けることを意識してるんだって知れました。
iOSDCに限らず、エンジニアの話を聴くと、エンジニアの考えを知ることができるので、積極的にカンファレンスに参加しようと思えました。
スピーカーになれる自信を得られた
独自で実装/発見した技術を紹介、の他に、既存技術をわかりやすく解説、するセッションも多数ありました。
スピーカーとして情報を発信することは、高いスキルがなければできないと思いがちです。
しかし、レベルの高い内容でなくても
・仕様、実装方法をわかりやすく解説
・10個のアプリを開発して得たこと
・iOSアプリで〜〜を実装してみた
の内容で全然構いません。
なぜなら、
・とある技術に関するまとまった情報が欲しい
・新しいフレームワークの使い方が知りたい
・iOSアプリで〜〜は機能できるのか
など、様々なニーズがあるからです。
事実、
・まだまだ情報が少ないSwiftUI
・よく使うStoryBoardの活用方法
のセッションは、とても興味深い内容でした。
わかりやすくまとめられたセッションを視聴して、
(俺でもスピーカーとして登壇できるんじゃね?)
と思いました。
人の時間は限られており、尚且つエンジニアは忙しいので、ググる余裕すらありません。
ですから、簡単な技術だろうと、スピーカーとして発信することは意義のあることなのです。
まとめ
Firebase同好会、関西のIT勉強会などに参加してきましたが、iOSDCは大規模なカンファレンスだけでなく、数あるセッションから興味あるセッションを選び、自分でスキルアップを目指せる良いイベントでした。
ネット記事や書籍と違い、リアルタイムで現役のエンジニアと繋がれて、情報を得るためのきっかけとして断然アリです。
まだセッション内容を完璧に理解できませんでしたが、iOSアプリ開発の世界を垣間見れて、もっとスキルアップしたいと思えるようになりました。
来年もまた参加します!