はじめに
どうも、ねこきち(@nekokichi_yos2)です。
3月からWatendlyを中心に就職活動をしています。
といっても、ど素人がいきなりベンチャーに入れるわけないので、話を聞きにいってるだけですが..。
僕のような臆病で根性なしの未経験者でも気軽に面接までこぎつけるので、”応募はしないけど現役やプロの話を聞きたい”方にはWatendlyは就活におすすめです。
今回は、3月の中旬から色々なベンチャーと話を聞いた中で、数々のベンチャーから色々な話を聞けたので共有しようかなと。
(まだ4社だけど)
ネットやスクールの情報だけじゃ得られない情報ばかりだったので、これから働く未経験の方に役立てていただけたら幸いです。
※注意
ただし、関西で聞いた話なので、東京でも同じ事情かは保証しません。
あくまで一般的な意見としてお読みください。
業界編
ベンチャーは中途組が多い
即戦力が好まれますので、ベテランやプロが多く在籍してます。
特に、
- 人を教育するリソースが足りてない
- そもそもそんなことをする暇がない
という事情が多いです。
もちろん大卒で入社する人も確実にいますが、大多数は転職/中途組が多い印象です。
BtoBはセキュリティに厳しい
受託開発、特にITリテラシーがない顧客とのB to B形態の場合、セキュリティには敏感です。
トラブルや万が一のケースが起きないように、参画メンバーらが事前に知っておくこともあるんだとか。
1つの技術だけでは生きていけない
”エンジニアは移り変わりが激しい”とよく言われますが、ベンチャーや異なる現場では使う言語や技術が様々なので、1つだけで食っていくのは難しいです。
例えば、HTML/CSSやJavaScriptの言語に加え、
- ライブラリ、フレームワーク
- プログラミング全般の教養
- データベース
- セキュリティ
などが求められます。
振られる仕事によってはその都度学ばなければならず、ずっと同じ技術"だけ"でやっていくのは無理です。
使える領域が広ければいい
逆に、使える技術が多ければ多いほど、対応できる仕事も多くなります。
ですから、何か1つ突出したスキルを身につけて、他に移るを繰り返した方がいいかと。
採用編
何か1つでも得意分野を持て
GitHubはパッと見で判断される
まず、GitHubのどこを見られるかというと、
- star
- fork
- commit
- issue
- pull request
- prefix
などです。
いきなり、リポジトリに上がっているコードを見ることはありません。
コードの細かいところまで見られるのは、パッと見の後です。
しかし、starやforkがなくても、
- 継続的に取り組んでいるか
-
コミットやプルリクの内容
でアピールポイントを稼ぐのもアリです。
1つのアプリ/サービスの運用経験は+
ただ作るよりもリリース、リリースよりも運用。
実際の現場では1度作った製品やプログラムを長期的に管理するので、
- 改善点
- 反応率
を得て、修正やら追加を行うそうです。
ですから、1年ぐらいの運用歴があるとGood。
技術編
RDB
Webアプリを開発する企業の場合、ほとんどがPHPでサーバーサイドを実装してると言ってました。
また、FirebaseのRealtime Database, Cloud FirestoreやAWSのAmazon DynamoDB等のNoSQLデータベースはベンチャーでも使われてますが、基本はRDBを中心に扱う企業が多いかなと。
API
サーバーとの連携に必要。
ターミナル
コマンドラインでの操作は、
- ファイル移動
-
ライブラリ/フレームワークの導入
に必要みたいです。
データベースやLinuxではよく使われてますし、業界の必須スキルじゃないかと。
Git/GitHub
エンジニアに就くなら"当たり前"のスキルです。
どの企業に行っても、必要だと言われました。
Rx系ライブラリ
業務では必ず使われるんだそうです。
RxSwiftやRxJavaとか、Rx系は様々。
理由は、通信処理を全て非同期で実装できる便利なものだから、と言ってました。
アーキテクチャ
MVC、MVVM。
プログラム設計の際、効率的で合理的なコードを書くための設計思想?
コード周り
コードに関して求められるのは、
- コードを読む力
- 1つ1つのコードに意味があるか
-
テキトーで意味ないコードは書くな
です。
納期がある分、全体がスムーズに共有できるようなコードを書くことが求められます。
下記がエンジニア必読と言われるのも、あらゆる開発において役に立つからだと思います。
↓
冗長で意味不なコードを書かぬためにも、入社前に上記のような技術書を読んでおくといいでしょう。
おわりに
Watendlyで就活する前は、
- ポートフォリオさえあればいい
- 基礎レベルの知識さえあればいい
- どうせ入社後に教えてくれるでしょ
みたいな感覚でした。
ですが、最初に言ったようにベンチャーにはベテランが多い上、優しく教えてくれるような生易しいところではないようです。
このように、生の声とネットの情報とでは全く違うので、とにかく会いに行って話を聞きにいきましょう。
そうすれば、
- 何を学んでおくといいか
- どういうポートフォリオがいいのか
など、今後のエンジニア人生を形成しやすくなりますので。