JavaGoldを受験した背景
インフラ系案件からエンジニアのキャリアをスタートし、2年ほどインフラエンジニアをしていましたが、なんやかんやでJavaの開発案件のヘルプに投入されることになりました。プログラミング経験はゼロだったのでとりあえず知識だけでも取り込もうと思い、Javaの資格を取り組み始めました。
最初は上様のお達しで取得するのはSilverまでで良かったんですが、Goldにはなんとセキュアコーディングなる章があり、興味をそそられたので挑戦することにしました。
Bronze-> Silver17 -> Gold11 //取得順
※Gold17にはセキュアコーディングの章はありません、、、
もしかすると他の章に分散されているのかもしれませんが、独立した章ではなくなっていました。なのでSilver17を受験した後にGold11を受けるという迷走っぷりとなっております。ご容赦ください。
JavaGoldで学べる内容
・SQLインジェクション
・DoS
・SecurityManager
・シリアライズ関連
etc
CTFや情報処理安全確保支援士のセキュアコーディング問題で使えそうな知識だなと感じました。
DoS攻撃に関してはネットワークでしか防ぎようがないと思っていましたが、アプリ側でもできる対策があるというのは少しびっくりしました。
https://www.oracle.com/jp/education/certification/javase-11-programmer-2/
感想
体感としてはSilverの方が難しいと感じました。
理由はSilverの方が複雑なアルゴリズムの問題が出されている感じで、Goldは暗記要素が多かったからです。なのでインフラエンジニアでも勉強すれば文系でも十分獲得可能な資格だと思いました。
取得した効果
まず1つ目は安直ですが報奨金がもらえました(笑)
会社によっては10万円ほどもらえるそうですがうちはそこまでではなかったです。羨ましい限りです。
2つ目はアプリチームと会話できるようになりました。
言語が違っても「Javaで言うと」というようにJavaと紐づけすればたいていの内容は理解できるので会話が少しスムーズになりました。
また、目に見える形で知識レベルを証明できるので信頼も得やすくなったかと思います。
結!
今回の資格取得とアプリ側の業務参画でエンジニアとしての幅が広がったと思います。PMやテックリードを目指す方にはGold取得はオススメできそうです。ただ、私はもうしばらくインフラ側でやっていきたいので、アプリチームから離脱できないか上様に上奏したいと思っています(笑)
というもの、アプリ側を経験してインフラに居たときよりユーザとの距離が近くなって仕様変更の影響をもろに受けますし、業務フローや業務知識のより細かな理解が必要になってきたり、フレームワークの流行がコロコロ変わったりしてキャッチアップが大変だなというと思ったからです。
インフラとアプリを経験したからこそインフラの良さを再確認できたので、今回の経験は無駄ではないと思っています。
みなさんも隣(アプリチーム)の芝が青く見えたらJavaGoldに挑戦してみてはいかがでしょうか。