~前書き~
Java Gold取得には前提資格としてJava Silverを取得していなければならないことは既にご存じの方がほとんどだと思います。
しかしながら、Java Silverを取得していてJava Goldに合格してもJava Goldを取得できない(取得できていない)ケースがあります!
という訳で今回は、「Java Gold取得における注意事項」と題して私のJava Gold取得失敗体験記を書いていこうと思います。
Java Goldに合格したのに取得できていなかった件
私はSES1年目の研修期間中でSilver17を取得しました。
研修期間がまだ残っていたため、勢いに乗ってGold17を取得しようとしましたが、まだGold17の日本語試験がリリースされていなかったため、やむなくGold11を受験することにしました。
その後なんやかんやでテストセンターで普通に受験して無事合格(2回目で、、、)。
OracleのCertView(https://certview.oracle.com )で「合格」と表示されているので取得できているように見えました。
でも実はこれ「合格」しているだけでGold11を「取得」はできていません!
<CertView>
※個人情報らしき部分は隠しています。
どういうことかと言うと、
Silver17はGold17の前提資格であるものの、後方互換性はないため、Gold8や11の前提資格にはなりえないのです。そしてややこしいことに、取得できないのにGold8・Gold11をテストセンターの受験予約ができて、しかも合格できてしまうのです!
<状況整理>
Silver8 →Gold8,11,17 の受験が可能(合格も可能)
Silver11 →Gold8,11,17 の受験が可能(合格も可能)
Silver17 →Gold8,11,17 の受験が可能(合格も可能)
Silver8 →Gold8,11,17 の取得が可能
Silver11 →Gold11,17 の取得が可能
Silver17 →Gold17 のみ取得が可能
ちなみに念のためにOracleの担当者に確認しましたが、取得するには後追いでSilver11に合格しなければならないそうです、、、
私にはSilverをまた取りに行くモチベーションはもう残っていません(笑)
まとめ
普通に資格受験の予約もできて受験もでき、合格の結果も出るので気づかない人も多いのではないでしょうか。
とりあえず私の場合は上長に状況を報告し、Gold11とGold17の差分は今後学習していくということで資格合格の報奨金はなんやかんやで貰えることになったので結果オーライです(笑)
ですが、Oracleパートナープログラム参加を目指している企業では問題になりかねないのでご注意ください!