#1.集合とは
さらに、集合に含まれるor含まれないということも明確に区別ができ、以下で表される。
$$ h \notin S $$
確率・統計に登場する「事象」は「集合」として取り扱うことができる。
数式で表すと以下になる。
・和集合
$$ A \cup B $$
・共通部分
$$ A \cap B $$
・絶対補
$$ U \setminus A = \overline{A} $$
・相対補
$$ B \setminus A $$
と表したりする。
#2.確率
P(A) = \frac{n(A)}{n(U)} = \frac{事象Aが起こる数}{全ての事象の数}
\begin{eqnarray}
P(A|B) = \frac{P(A \cap B)}{P(B)} \\
= \frac{n(A \cap B)}{n(B)}
\end{eqnarray}
P(A \cap B) = P(A)P(B|A) = P(A)P(B)
P(A \cup B) = P(A) + P(B) - P(A \cap B)
和集合は単に、P(A) + P(B)するだけでは、事象Aと事象Bが重なっている部分が二重に
数えられてしまうので、最後に、$ P(A \cap B) $を除いてあげる必要がある。
もし仮に、事象Aと事象Bが重なることがなければ、単純に、P(A) + P(B)で良い。
P(A)P(B|A) = P(B)P(A|B)
と考えることができる。
内容を整理すると
$P(飴玉) = \frac{1}{4} $ $P(笑顔|飴玉) = \frac{1}{2}$ $P(飴玉) = \frac{1}{3} $
このように内容を整理すると、以下のことが導き出される。
\begin{eqnarray}
P(笑顔|飴玉) × P(飴玉)= P(笑顔 \cap 飴玉) \\
\\
P(笑顔、飴玉)= P(飴玉、笑顔) \\
\\
P(飴玉 \cap 笑顔) = P(飴玉|笑顔) × P(笑顔)
\end{eqnarray}
整理した内容に実際の数字を入れると・・・
\frac{1}{2} × \frac{1}{4} = \frac{1}{8} \\
\\
\frac{1}{8} = P(飴玉|笑顔) × \frac{1}{3}
\\
P(飴玉|笑顔) = \frac{3}{8}
となる。