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ラビットチャレンジ Stage1 応用数学 統計学2  レポート

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#1.記述統計と推測統計

記述統計
 ・集団の性質を要約し記述する。   
推測統計
 ・集団から一部を取り出し元の集団(母集団)の性質を推測する。   #2.確率変数と確率分布
確率変数
 ・事象と結び付けられた数値  ・事象そのものを指すと解釈する場合も多い  
確率分布
 ・事象の発生する確率の分布  ・離散値であれば表に示せる。

#3.期待値

期待値
 ・その分布における確率変数の・・・     平均の値 or 「ありえそう」な値
事象X x1 x2 ・・・ xn
確率変数f(x) f(x1) f(x2) ・・・ f(xn)
確率P(x) P(x1) P(x2) ・・・ P(xn)

 ・公式
   期待値 $ E(f) $
$$ E(f) = \sum_{k=1}^n P(X = x_k)f(X = x_k) $$

   連続する値の場合
$$ \int P(X = x) f(X = x) dx $$

#4.分散と共分散
 

分散

  ・データの散らばり具合
  ・データの各々の値が、期待値からどれだけズレているのか平均したもの
 公式
  分散 $Var(f)$
\begin{align}
Var(f) &= E\big((\, f_{(X=x)} - E_{(f)}\,)^2 \big) \\
&= E(\,f^2_{(X=x)}\,) - (E_{(f)})^2
\end{align}
共分散
  ・2つのデータ系列の傾向の違い   ・正の値をとれば似た傾向   ・負の値を取れば逆の傾向   ・ゼロを取れば関係性に乏しい   公式 $Cov(f,g)$
 \begin{align}
  Cov(f,g) &= E\Big(\big(\, f_{(X=x)} - E_{(f)}\big) \big(g_{(Y=y)} - E(g)\,\big)\, \Big) \\
  &=E(fg) - E(f)E(g)
 \end{align}
分散と標準偏差
  分散は2乗してしまっているので、元のデータと単位が違う。   そのため、2乗することの逆演算(平方根を求める)をすれば元の単位に戻る。     ・公式
\begin{align}
 \sigma &= \sqrt {Var(f)} \\
        &= \sqrt {E \big( \, (\, f_{(X=x)} - E_{(f)} \,) \, ^2  \big)}
\end{align}

#5.様々な確率分布

ベルヌーイ分布
  ・コイントスのイメージ   ・裏と表で出る割合が等しくなくとも扱える

$$ P(x , | , \mu) = \mu^x , (1 - \mu)^{1-x} $$

マルチヌーイ(カテゴリカル)分布
  ・サイコロを転がすイメージ   ・各面の出る割合が等しくなくとも扱える  
二項分布
・ベルヌーイ分布の多試行版

$$ P(x | \lambda ,n) = \frac{n!}{x!(n-x)!} \lambda^x(1-\lambda)^{n-x} $$

ガウス分布
   ・釣鐘型の連続分布
 N(x;\mu,\sigma^2) 
 = \sqrt{\frac{1}{2 \pi \sigma^2}} \exp \big(-\frac{1}{2 \sigma^2}(x-\mu)^2 \big)

 

#6.推定

推定とは
  母集団を特徴づける母数(パラメーター:平均など)を統計学的に推測すること。  
種類
  ・点推定:平均値などを1つの値に推定すること。   ・区間推定:平均値などが存在する範囲(区間)を推定すること。  
推定量と推定値
  ・推定量(estimator):パラメータを推定するために利用する            数値の計算方法や計算式のこと。推定関数とも呼ぶ。     ・推定値(estimate):実際に思考を行った結果から計算した値      真の値を$\theta$とすると・・・ $\hat{\theta}$ のように表す  
標本平均
   母集団から取り出した標本の平均値      サンプル数が大きくなれば、母集団の値に近づく ⇨ **一致性**      サンプル数がいくらであっても、その期待値は母集団の値と同様 ⇨ **不編性**    $ E(\hat{\theta}) = \theta $   
標本分散
   サンプルサイズをnとすると・・・
  \hat{\sigma}^2 = \frac{1}{n} \sum_{i=1}^n (x_i - \bar{x})^2

   一致性は満たすが・・・
   不偏性は満たさない
      ↓
   不偏分散を使用する

 \begin{align}
  S^2 &= \frac{n}{n-1} × \frac{1}{n} \sum_{i=1}^n (x_i - \bar{x})^2 \\
  &= \frac{1}{n-1} \sum_{i=1}^n (x_i - \bar{x})^2
 \end{align}

#7.情報科学

自己情報量
  ・対数の底が2の時、単位はビット(bit)   ・対数の底がネイピアのeの時、単位は(nat)

$$ I(x) = - \log \big( P(x) \big) = \log \big(W(x) \big) $$

シャノンエントロピー
  ・自己情報量の期待値
 \begin{align}
 H(x) &= E \big( I(x) \big)  \\
 &= -E \Big( \log \big( P(x) \big)  \Big) \\
 &= - \sum \Big( P(x) \log \big( P(x) \big) \Big)
 \end{align}

 

カルバック・ライブラー ダイバージェンス
  ・同じ事象・確率変数における異なる確率分布P,Qの違いを表す。
 \begin{align}
  D_{KL}(P||Q) &=\sum_x P(x) \Big( - \log \big( Q(x) \big) \Big) - \Big( - \log \big( P(x) \big) \Big)\\
  &=\sum_x P(x) \log \frac{P(x)}{Q(x)}
 \end{align}
交差エントロピー
  ・KLダイバージェンスの一部分を取り出したもの   ・Qについての自己情報量をPの分布で平均している
  \begin{align}
    H(P,Q) = H(P) + D_{KL}(P||Q)
    H(P,Q) = -\sum P(x) \log Q(x)
  \end{align}
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