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【備忘録】CISCO892J 2台でスタティックルート→OSPFのルート再配信を行う

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はじめに

こんにちは、インフラ系初心者です。
今回、CISCO892Jを用いてスタティックルート→OSPFのルート再配信の練習をします。
ただ、2台しかルーターを持ち合わせておらず、2台だけ再配信の設定を行った事を備忘録として残しておきます。

名称

CISCO 1
CISCO 2

設定について

ルート再配信は、OSPF(配信先)の設定で行います。
今回、スタティックルート(配信元)は特に設定の必要はありません。

というか、本当は相互で再配信の設定("CISCO 1" OFPS→スタティックルート "CISCO2"スタティックルート→OFPS )をしたいのですが、やり方がわからない。
なんなら実務で存在するのかもわからないので一旦割愛します。

※追記 OFPS→スタティックルートについて、そもそもスタティックルートは明示的に設定(管理者が手動で設定)するものなのでありえません。技術的にも存在してない様です。

本当はルーターが3台あるとわかりやすいのですが、無いので、擬似的にCISCO3ルーター≠インターフェースを作成してルート情報としてCISCO2から1に流します。

基本的にインターフェースがアップしていればルートととして設定≠認識させる事ができます。つまり再配信は可能です。(Pingが通るとは言っていない)(そもそも存在しないからね)

物理インターフェースでも可能ですが、ルーター内で完結させる為にLoopbackインターフェースを使います。
普段LoopbackなんてPing用にしか使っていなかったので、そんな使い方あるとはびっくり!(まあ、インターフェースなので当たり前なのですが)

まず、ループバックインターフェースを作ります。

今回は10.0.30.2にCISCO3を想定するので、ループバックインターフェースは/32ではなく、/24で作り10.0.30.2~254の範囲のどこでも設定が可能にします

CISCO_2(config)#int loopback 1
CISCO_2(config-if)#ip add 10.0.30.1 255.255.255.0
CISCO_2(config-if)#no shutdown
CISCO_2(config-if)#exit

CISCO_2(config)ip route 10.250.1.1 255.255.255.255 10.0.30.2

10.250.1.1 ←ここは存在していなくても、10.0.30.2←ここがアップ(Loopbackにアップできるポートと認識)されていればsh ip route に乗るので10.250.1.1は適当でOK。
10.0.30.2の部分は/24でインタフェースを作ったので、10.0.30.2~254の間ならどれ指定しても動きます。
10.0.30.1はループバックが使ってる(CISCOルーター内に存在する)ので指定できないしそもそも指定できたとしてもsh ip route には乗ってこないと思います。

次にスタティックルートをOSPFで再配信します。

CISCO_2(config)#router ospf 1
CISCO_2(config-router)#redistribute static subnets

これで終了です。
CISCO_1でsh ip routeするとO E2で出てきます。

ここには書いていませんが前提としてCISCO_1,CISCO_2の間でOSPFネイバー関係を気付く必要があります。

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