#はじめに
ここ最近、IoTやスマートホームの市場は急速に成長していますね。
Google, Apple, Samsungなどの大手企業でも続々と関連商品を発売しています。
しかしちょっと試して見たい!という気持ちで買うには少しお高い感じもなくはありません。
そこで、ラズベリーパイで簡単に作ることができるスマートハブ、プロタパイをご紹介したいと思います。
#プロタOS、 プロタパイとは
プロタOSは独自のアプリストアを持って、様々なスマートデバイス、またはウェブサービスを繋げて自動化ルールを実行する”スマートハブ・オペレーティングシステム”です。またプロタOSはクラウドアクセスを使用しており、スマホやタブレット、デスクトップなどの全てのプラットフォームから使用することができます。(さらに詳しい情報は公式ウェブサイトにてご確認ください!https://prota.info/)
このプロタOSは、ラズベリーパイのOSとして使用することができます。
今回のポストではラズベリーパイでプロタOSを活用して自分だけのスマートハブを作る方法をご紹介したいと思います。
準備するもの
ー ラズベリーパイ(B, B+, 2, 3対応)
ー Wi-Fi, Bluetooth ドングル(3の場合は不要)
ー USBパワーケーブル
ー SDカード(8GB以上)
- https://prota.info/prota/pi/ を訪問し、無料でプロタOSダウンロードしてください。
ープロタスペースモバイルアプリ(iOS, Android対応)
##プロタパイ設置方法
プロタパイ設置ガイド(http://docs.prota.info/101-prota-pi/) をご参考ください。
#プロタパイでできること
1.自動化ストーリー作成
プロタの主要機能の一つであるストーリーズは、コード知識がない人でも日常言語で自動化ルールを作成するオートメーションエンジンです。
一見難しいように見えますけど、要するに
”私が家から500m以上離れたら、電気を消す。”、または”平日の朝7時になったら、コーヒを入れる”などのような自動化を簡単設定できる!よいうことです。
2.GPIO
プロタパイはGPIOを使う最も簡単な方法です。複雑なコードを書かなくても簡単にモードの入力などを行うことができるんどす。(現在のサポートにはデジタル読み出し/書き込みPWM割り込みが含まれています。UART(部分的にサポート)I2CとSPIは現在サポートしておりません。)
GPIOピンを自動化に使用することもできます!
以下のGPIOピンを活用したDIYプロジェクトをご覧ください!
1.ラズパイ、プロタOS、古いウェブカメラで簡単に仕上げるスマートカメラ
http://www.instructables.com/id/10-Smart-Camera-With-Raspberry-Pi/
高いスマートカメラやCCカメラを買う必要がありません!最小限の努力と最小限の費用でスマートカメラ、自作可能です。
2. メッセンジャーボット(テレグラム)でスマート扇風機を遠隔操作しよう!
http://www.instructables.com/id/Macro-Button-Box-for-the-Smart-Home/
”Turn off”とメッセンジャーにメッセージを送って扇風機のオン・オフを操作することができます。
GPIOを活用した自動化はこれからのポストでさらに詳しくご紹介したいと思います。
それ以外にもWebcamアプリでプロタをセキュリティーカメラとして活用することも、Volumioアプリで音楽を聞くことも可能です。IFTTTチャンネルも持ってますので、IFTTT対応の様々なデバイスやウェブサービスを連動することももちろん可能なのです!様々なアプリの詳細情報を確認されたい場合は、https://support.prota.info/hc/en-us のアプリガイドをご参考ください。
#まとめ
このように、プロタパイを使えば様々なホームオートメーションプロジェクトをつくることができます。
これからは、そちらのプロジェクトを公開していきたいと思います。
また、自分ならではのプロタアプリを制作できるように、APIやSDKももうすぐ公開される予定ですので、ぜひお楽しみください!
さらなるお問い合わせは、http://support.prota.info を訪問してください!
##予告
次回のポストでは4000円で完成できるスマートドアベルの作り方をご紹介します。