Vimで単語移動をするとき、空白や単語の扱いがどうなっているのか曖昧な人が多いですよね。
今回は分かりやすく実際のカーソルの動きを示しながら説明してみました。
wを使ったときの挙動
w
は単語の先頭に移動します。
もし以下のような文字列があったとします。
aaa bbb ccc ddd eee
aaa bbb ccc ddd eee
これをw
を使って移動すると以下のようになります。
初期位置が★
、|
の位置がカーソルの位置です。
★aaa |bbb |ccc |ddd |eee
|
|aaa |bbb |ccc |ddd |eee
w
は常に単語の先頭を捉えるように移動します。
そして空行にも停止します。
eを使ったときの挙動
e
は単語の末尾に移動します。
もう一度以下の文字列を使って試してみましょう。
aaa bbb ccc ddd eee
aaa bbb ccc ddd eee
e
を使って移動すると以下のようになります。
初期位置が★
、|
の位置がカーソルの位置です。
★aa|a bb|b cc|c dd|d ee|e
aa|a bb|b cc|c dd|d ee|e
w
は常に単語の末尾を捉えるように移動します。
そして空行には停止しません。