はじめに
みなさんこんにちは!
AIQVE ONE Advent Calender 5日目を担当します@NAKAMeです。
この記事では、私がこれまでに感じてきたクライアントさんとのコミュニケーションが
もたらすものについて、お話できればと思います。
未経験からマネージャーへ
前職ではECサイトのCS(カスタマーサポート)として働いており、品質管理にはあまり縁のない日常を送っていました。
1年ほど働いた後、先のキャリアプランを考えた時に、自分の好きなエンタメに関与できる
お仕事をしたいと転職し、未経験テスターとして現AIQVE ONEに入社をしました。
JSTQBなどの知識もない状態からのスタートであり、現場叩き上げでスキルを身に着けようと
はや2年、今ではテストマネージャーとして、テスト業務も行いながらテスト管理も行っており、
業務を兼任しながら日々を過ごしています。
テスターからマネージャーになって
現在はマネージャーとしてQAに関わっている立場上、テスターとして働いている時に比べて、
テスト実行を行うよりもメンバーやクライアントさんとコミュニケーションをとる時間の
比率が大きくなってきています。
そんな日々を送っている中で、コミュニケーションがもたらすものについてふと目を向けることがありました。
元々CSに従事していたこともあり、お客様(ビジネスモデル風にいえば、B to 〇の〇部分)
とのコミュニケーションに重きを置くことに特に理由も考えていませんでした。
ただ、Advent Calenderで執筆するにあたって、所謂当たり前に考えていたものを言語化
してみるのもよいと思い、拙いながら書いてみようと思います。
コミュニケーションをとることで...
信頼を得やすい
お仕事をする上で信頼を得るというのはとても大切なことです。
どなたであっても、理解できる人や安心できる人にお仕事を任せたいと思うでしょう。
お仕事相手(もしくはお客さん/クライアントさん)と親密になる、お仕事を円滑にこなす、
いくつか手段や過程はありますが、コミュニケーションにおいては特に元手も必要なく
行うことができるので、これだけでも試して損はありません。
信頼を得ることでより円滑に進む業務やプロジェクトも必ずあるので、大きなメリットになります。
情報更新が早くなる
コミュニケーションをとるということは、少なからずお相手との会話も増えていきます。
QAに関わらずではありますが、クライアントさんやお客さんと話しているとこんなことがあったりします。
「え、今の内容仕様書に記載ないじゃん!」とか、
「その内訳、マイルストーンやらスケジュールやらには一文字もないやん!」とか。
もちろん、提示されている資料やデータに最初から記載いただくに越したことはないのですが、
見えてこない情報をキャッチアップしに行けるというのはメリットです。
結果として、円滑にゴールを迎えるためのマイルストーンを引きやすくなったりもします。
認識齟齬がおきづらくなる
情報更新に関連するところではありますが、コミュニケーションを活発にとれている環境では
進捗確認のチェックポイントを多く設定しやすくなります。
認識のすり合わせなど細かく行うことで、成果物のクオリティアップにつながり、
完成間近や完成後のロールバックなどの手間コスト増を防ぐこともできます。
結果として評価にも繋がりますし、より信頼の獲得にもつながる好循環を生み出せるかもしれません。
最後に
エンジニアリングに近い業務であることも相まって、報連相など意識することはあっても
コミュニケーション自体に重きをおけていない方、一定数いるんじゃないかと思っていたりします。
コミュニケーションにメリットしかないかと言われればそうではなく、
先にあげたコミュニケーションがもたらすものは、逆に自らのプレッシャーやミスに
時につながるものでもあります。
「成果を出せずに信頼に比例した評価をされた...」「情報をキャッチアップできていたのに活かせなかった...」など。
ただ、自分の業務への責任感をより強くもつきっかけやポテンシャルにもつながりますので、
今の立場にこだわらず、できる限りでコミュニケーションの充足を目指していただき、
プロジェクトのクオリティアップを目指していければと考えています。