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OSとは何か

Last updated at Posted at 2018-10-25

昨年海外に行き、様々な人たちに教わりました。

その後、技術そのものを見直す必要が出て、
OSって何だろう?と考えました。

海外の知見も加えて、OSとは何か、
ざっくりと説明します。

世界に、国を持たない人たちがいて、
国と国を行き来する必要がありました。
差別や迫害を受けることもある民族です。
彼ら彼女らは、貴金属や宝石など、
持ち運びできる財産を重要視します。

一方、財産が奪われても最後まで残るもの、
「頭脳」に注目します。
「頭脳」を鍛えることで、世界有数の知的民族に育った人たちが、

そうだ、「頭脳」のコピーができないのだろうか?

と考えます。

その「頭脳」の分身に当たる原型がOSです。
どのように作られているか非公開。商用OSが基本です。
UNIXなどです。

商用OSで、「頭脳」のコピーがどのように作られているか
気になった人たちがいます。

「頭脳」のコピーを「商用化」という縛りから解き放ったのが、
Linuxの産みの親、リーナス・トーバルズです。

「頭脳」派民族の独占物であったOSを、
Linuxが解放したのです。

どういう意味を持ちますか?というと、
OS製造者は、【仕様】を握ります。

例えば、OSが英語ベースで作られるということは、
英語圏の都合で【仕様】が決まっています。

非英語圏の都合は後回しにされることもありますし、
使い勝手も開発も検証も後回しにされることがあります。

もし、国産OSがあれば、
このパソコンももっと使いやすくなったのに、、、
※当時の事情は一旦省きます。

そういう不便の中で、
英語がわかる人たちは、ネイティブにプログラミングを使い、
わからない人たちは、
言葉の理解と使われ方の理解からはじめて、
「遠回りに」プログラミングを覚える。

そういう大人の事情が、IT業界の現状にあります。

商用OSも、良くできたオリジナルと、
「オリジナルの対抗馬としてできた」コピーOSがあって、

私は「オリジナルとの細かい仕様の違いが、性能の違いを生んでいる」
と仮説しています。

このOSという「頭脳」コピーの原型が、
現在のAIという考え方に引き継がれています。

「頭脳」コピーが、
全てのソフトウェアの土台としてのOSから、
プログラミングとしての人工知能AIに、
移行したのです。

OSの原型は、フォン・ノイマンという人が作っています。
ノイマン型コンピュータ、という単語だけ勉強される方もいます。

数学含め、多分野の「頭脳」派の天才の一人、
フォン・ノイマンが作っています。

OSは、特定民族の「独占」物だったのです。
Linuxが現れるまでは。

そういうわけで、OSには、
「一般の人には想像もつかない隠れ【仕様】がたくさん存在する」
と考えると、自然です。

今日はここまで、です。

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