久々のクリーンインストール
High Sierraのリリースも近づく中、HomeBrew環境が色々なインストールでカオス状態となったりの状態のため、整理し直そうと決心。
→ High Sierra環境にアップデートし、Python・Rodeo環境構築周りを追記しました。
まずはTimeMachineで現状をフルバックアップ。
トラブりながらも何とかインストール完了
作成しておいたSierraのUSB起動ディスクからクリーンインストールを開始。
だが、Appleマーク画面のプログレスバーがフルになっても、そこから先に進まない。
別のUSBメモリでディスクを作り直しても、結果は同じ。
仕方がないので、El CapitanのUSB起動ディスクでクリーンインストール。
そこからApp Store経由でSierraアップデートするも、Appleマーク画面でSierraのダウンロードに失敗の表示が出てインストール中止。
もともとApp StoreでのSierraダウンロードは途中で失敗することがあり、それが再発した模様。
App Store経由は諦め、USB起動ディスク作成時にTime Machine保管してあった、macOS Sierraインストール.app
を復元して、そこから無事クリーンインストール完了。
各アプリのデータ復元
クリーン度を保つために、移行アシスタントで余分なファイルまで戻さないよう、最小限の設定ファイルのみバックアップから個別に復元。
Mail環境の復元は以下を参照
[macOS Sierra 標準メールアプリの全データバックアップと移行方法]
(http://blog.skeg.jp/archives/2016/11/mail-backup-sierra.html)
メモ
~/Library/Containers/com.apple.Notes/Data/Library/Notes/
iWeb
~/Library/Application Support/iWeb/
~/Library/Preferences/com.apple.iWeb.plist
Kobito
~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/
MacNote3
~/Library/Application Support/MacNote3/
Delicious Library 3
~/Library/Containers/com.delicious-monster.library3/
Mactracker
~/Library/Application Support/com.mactrackerapp.Mactracker/
~/Library/Preferences/com.mactrackerapp.Mactracker.plist
WebPatrol
~/Library/Application Support/com.macfeeling.WebPatrol/
~/Library/Preferences/com.macfeeling.WebPatrol.plist
ユーザーフォント
~/Library/Fonts/
開発環境の再構築
Xcode
App Storeから再ダウンロード。
Open Developer Tool -> More Developer Tools...から以下のCommand Line Toolsを再インストール。
Command_Line_Tools_macOS_10.12_for_Xcode_9.dmg
Homebrew
Homebrew公式サイト
上記からHomebrewをインストールして更新。この時点の環境をTime Machineバックアップしておく。
$ brew update
$ brew upgrade
R
CRANからRをダウンロード&インストールすると、 brew doctor
でWarning出まくりになるようなので、以下を参照して、RとRStudioをインストール。
Mac OS X に Homebrew で R をインストールする
(追記) /usr/local/Celler
のpermissionを変更
$ sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Cellar
(追記2) X11依存のため、XQuartzをインストール
XQuartzプロジェクト
(追記3) plotでの文字化け対策
RStudio for Mac OS X で日本語のプロットが上手くいかない場合の対処法
(追記4) RStudioの更新
$ brew cask reinstall rstudio
Python
Python3.6バージョンのAnacondaをダウンロード
https://www.anaconda.com/download/
ただし、直にAnacondaを入れるとHomebrew環境を壊すようなので、以下を参考に、先にpyenvから。
pyenvを知らない僕がhomebrewの入ったmacにanaconda環境を構築した時のメモ
↑でもやはりWarningが出たので↓に変更。
HomebrewとAnacondaの相性の悪さについて
pyenvを経由せずanaconda直インストールのため、.bash_profile
は以下の設定。これで brew doctor
も静かになった。
export PATH="$PATH:/anaconda3/bin"
alias brew="env PATH=${PATH/\/anaconda3\/bin/} brew"
Rodeo
続いてYhatからRStudioライクなIDEであるRodeoをダウンロード&インストール
https://www.yhat.com/products/rodeo
起動時にシステムの python2 を読みに行ってライブラリが無いと怒られるので、I USE A DIFFERENT COMMAND FOR PYTHON
ボタンをクリックし、python3
を指定。
以上でインストール完了。