お疲れさまです、みやもとです。
今年はハンズオン含めあれこれ作ってみた年でした。
ほぼLINEBOTばっかりですが、GitHubに登録したはいいもののすっからかんだった時期を思えば頑張った気がします。
今日の記事ではあれこれ作れるようになるまでのことも含めて振り返ってみたいと思います。
ポートフォリオってなんだ
おそらく前回の転職活動前後から、周囲で「ポートフォリオ」という言葉をちょこちょこ耳にするようになりました。
レバテックさんとこに説明があったので引用します。
ITエンジニアの転職で必要なポートフォリオとは、経験やスキルが分かるよう、成果物をまとめたものを指します。ポートフォリオは、直訳すると「紙挟み」や「書類かばん」という意味です。
ポートフォリオに具体的に記載する内容は、携わったプロジェクトや業務外で制作したアプリ、Webサイト、ソースコードなどが挙げられます。実際の成果物を掲載することで、自分のスキルや強みをアピールできます。つまり、ITエンジニアの転職において、ポートフォリオは自己アピールするための重要な手段です。
最初に見たときは正直めちゃくちゃ他人事でした。
なにせその時点でポートフォリオに書けるようなものが何もない。
その後「GitHubとかで作るといいですよ」とアドバイスをもらったりしたものの、今ひとつピンと来なくて放置していました。
自分でハードルを上げていた
なぜ作れなかったのか?
今にして思えば「資料に載せるからにはすごいものを作らなくては」という気持ちがあったのだと思います。
唐突に自己分析に入りますが、私は0→1より1→10の方が得意な自覚があります。
要はアイディアを出したり新しいものを見出したりするより、そこにあるものに手を加えたりするのが得意。
よって何かを作るにしても、お手本をもとにちょっと何か足したり変えたりするぐらいのものになります。
「わざわざ作ったことを公表するからにはちゃんとしたものを作らないといけないのでは?」
「すでにあるものと似たり寄ったりのものを出しても仕方ないのでは?」
どうしてもそんな感覚がぬぐえず、ちょっとコードを書いてもそれをポートフォリオに載せる気になれませんでした。
意識転換
転機になったのは今年に入って作ったLINEBOTです。
機能としては特にめずらしくはない、ランダムでおみくじを返すだけのもの。
自分で「こういうものを作ろう」と決めて作ったのはおそらく初めてだったのでテンションも上がっていたのだと思います。
また、少し前にGitHubを勉強しようと思ってアカウントを作っていたのも影響しました。
勉強用に作ったアカウントは以降何に使うでもなくすっからかんのまま。
「せっかく作ったんだから何かに使いたい…」という貧乏性から、作ったものをとりあえず突っ込んでおく物置にすることにしました。
「見せなくてもいいや」の開き直り
ひと様に見てもらうのが前提の「ポートフォリオ」から基本自分が見るだけの「作ったもの置き場」に考え方が変わった結果、拍子抜けするほど何か作って入れていくのに抵抗がなくなりました。
一応プロフィールに紐づけたりしているのでたまにどなたか見てくださっている可能性はありますが、「別に見てもらうようなすごいものじゃないし…」という理由で躊躇することがなくなりました。1
私が変に見栄っ張りなせいもあるでしょう。
他人からどう見られるかを意識することも時には必要でしょう。
でも、楽しく何かを作る上でそういう意識が邪魔をするなら、一度「見せること」を忘れるのも大事なのかなと思うのでした。
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Qiitaとかに記事を書くのは、「『こんなの見せていいのか?』という自意識<体験を整理するために書きたいという目的+書くこと自体楽しい気持ち」なので気にならない。 ↩