CA Tech Lounge にて、バックエンド職種のメンターをやっている しゅん です。
サイバーエージェント社員としての実業務の傍ら、バックエンド職種のメンターをしていて普段考えていることを書きます。
メンターのミッション
サーバントに尽きます。
いわゆる「メンター」の言葉の意味通り、会員のメンタリングや活動支援がミッションの大部分を占めます。
同時に、ことエンジニアコミュニティにおいては、活動の主体である会員自身による取り組みや文化の醸成をサポートするのがメンターのミッションだと考えています。
メンターの活動領域
そういう意味で、会員の目標達成を指導的に管理したり、コミュニティの活動を主導するようなことはあえてしないようにしています。(あくまで「トレーナー」領域にまで手を出さないようにしているという意味です。)
会員から声が上がれば最大限にサポートし、会社が提供しているエンジニアコミュニティとして小石になりそうなものは事前に取り除き、並走する形で必要な活動をしているイメージです。
メンターのつらさ
「トレーナー」業をしないことが歯がゆさを生むことがあります。
エンジニアコミュニティを積極的に盛り上げていきたいと思いつつも、自分が旗を振って何かに取り組むのは何か違う気がしています。
じゃあ、会員にそういう気持ちになってもらうために画策するのも何か違う気がしています。
正解がない問いですが、メンターとしてのかかわり方の線引きでかゆいところに手が届かない思いをすることがあるということです。
メンターの楽しさ
純粋にエンジニアコミュニティに関われているが故、技術的な刺激や関係性の構築には楽しさを感じます。
会社のもとでのエンジニアコミュニティという文脈では、このコミュニティを通じて知り合った社員がいて実業務に結び付くような情報共有ができた事例もありました。対外のエンジニアコミュニティにはなりますが、内部の横の繋がりの拡大にも寄与しているのは間違いないです。その点で、実業務では関わりようのないコミュニティの広がりに楽しさを感じています。
メンターとしての今後
もっといろいろな会員と繋がりたいです。
会社が提供しているエンジニアコミュニティに応募をする方というのは、大小あれど志を持っています。技術的な志もあれば、ビジョナルな将来像もあります。こうした方々と思いやビジョンを共有するのは知的好奇心をかき立てられます。
そういう意味でも、会員に対するサーバントを続けてコミュニティのより一層の活性に期待します。