Eclipse の新しいインストーラーであり,ワークスペースのプロビジョニングまで担えるらしいです…が,イマイチ用語の整理が自分の中でできていないので整理中.
前回 の続きです.
以下のページの全訳です.わかりづらい,間違っているなどあったらご指摘ください.
http://help.eclipse.org/mars/index.jsp?topic=%2Forg.eclipse.oomph.setup.doc%2Fhtml%2Fconcepts%2FDocInfrastructure.html&cp=56_1_2
インフラストラクチャ
スコープ (訳注: 前回参照) に加えて,セットアップ情報の作成と保守をするために重要な構成要素がいくつかあります.
1. インデックス
インデックス (index) とは,プロダクトカタログやプロジェクトカタログ (訳注: 前回参照) のコンテナです.インデックスを通じてすべてのタスクモデルにアクセスをすることが可能であり, Oomph を通じて入手可能なプロダクトやプロジェクトは,すべてインデックスを通じててにはいります.Oomph のセットアップウィザードを動かすにはインデックスが必要です.また,インデックスはタスクの実装を提供する動的な Ecore モデルへの参照も保持しています.インデックスはインストールリソース (訳注: 前回参照) に保管されます.
2. ロケーションカタログ
ロケーションカタログ (localtion catalog) は,Oomph によってインストール,またプロビジョニングされるインストールやワークスペース (訳注: ここでいうのは Oomph の Scope としてのインストールやワークスペース) を保持しています.ロケーションカタログは双方向マップを保持しています.つまり,特定のインストールされた Eclipse ごとに,その Eclipse が開いたワークスペースを記録しており,反対にワークスペースごとに,そのワークスペースを開いた Eclipse を記録しています.Oomph がインストールされた Eclipse を開くたびに,この双方向マップに Eclipse とワークスペースのペアを追加します.このマップ内のペアは順序立てられており,最も最近インストールされたか起動された Eclipse がトップに移動され,その Eclipse に紐づくワークスペースがトップに来るようになります.同様に,ワークスペースと Eclipse のマップも順序立てられており,同様に開かれたワークスペースが先に来るようになります.ロケーションカタログはロケーションリソース (location resource) に保管されます.
3. カタログセレクション
カタログセレクション (catalog selection) は, Oomph のセットアップウィザードによる Eclipse インストールとプロビジョニングの履歴を保持しています.具体的に,保持しているのは以下の情報です.
(訳注: 箇条書きの箇所は省略)
言い換えれば,セットアップウィザードはその永続化された初期状態を保持しています.カタログセレクションはカタログセレクションリソース (catalog selection resource) に保管されています.
途中から,「Installation」は「インストールされた Eclipse」と訳してしまえばよかったと気づきました.気になったら前回分含めて治そうかな…
そして,このページは訳さずともだいたいイメージがつかめたなぁ,と思ってしまった…