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【GCP】Connected Sheetsの使い方

Last updated at Posted at 2021-06-07

参考URL

Connected Sheets を使う準備

①Connected Sheets を使うには Google Workspace の Enterprise プランに申し込む
②BigQueryにデータを格納する
③BigQueryなどに対して、必要な権限を付与する。

BigQuery に接続する

①Enterprise プランのアカウントからスプレッドシートを作成
②Enterprise プランのアカウントでは 「データ」 を選択した時の一番下に 「データコネクタ」が追加されており、こちらをクリック。ここから BigQuery に接続することが可能。
1.png

③「BigQuery に接続」後、GCP のプロジェクト、BigQuery のテーブルセット、テーブルの順に適宜選択し、テーブルを選ぶ。
※写真では、オープンデータの「covid19_open_data」を使用します。

2.png

④接続に成功すると次のような画面が表示される。
※この画面からピボットテーブルやグラフを作成することができます。
3.png

Connected Sheets でピボットテーブルを作成する

①上記の画面の「ピボットテーブル」を選択。
※以降は、スプレッドシートでピボットテーブルを作成するのと同じ操作が可能。

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②冒頭でお見せした目標のピボットテーブルを作るにはピボットテーブルに項目を追加して「適用」を押します。

6.png

③BigQuery でクエリを発行するためスキャン量(データの大きさ)が右下に表示されます。
※今回の場合だと271.33MB と表示されていることが確認できます。
※Connected Sheets の機能で作成したピボットテーブルの値は参照することが可能です。例えばこのピボットテーブルを作ったシート名とセルの位置を指定して値をそのまま使うことも可能ですし、このピボットテーブルの値を利用してグラフを作成することも可能です。

Connected Sheets のピボットテーブルを利用してグラフを作成する

①今回は事前にグラフに用いるデータの範囲を選択して、「挿入」から「グラフ」を選択して作成可能。

7.png

②グラフを挿入したら、グラフエディタから以下の手順を実行することで冒頭のグラフが完成します。
「グラフの種類」を折れ線グラフに変更
「行と列を切り替える」をチェックする
「列 B を見出しとして使用」をチェックする
「行 2 をラベルとして使用」をチェックする

その他 Connected Sheets でできること

カスタムクエリを利用して任意のクエリを発行した後のテーブルに接続する

接続するテーブルを選択する画面で「カスタムクエリを作成」を選択することで BigQuery のクエリエディタが表示されます。ここにクエリを書くことで、事前にテーブルの結合をしたり集約した後のテーブルに接続することが可能です。この機能により Connected Sheets の使い方が広がります。

Connected Sheets の API を使用する

Google Sheets API や Google Apps Script には Connected Sheets の API が用意されています。スプレッドシートのインターフェースのままでは要件を満たせない場合にこちらの API の使用を検討してください。

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