0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

コンピュータネットワークセキュリティ

Posted at

本書を手に取った背景
CISSPの勉強をするにあたって、技術的にふかいことを知りたいを思い、手に取りました。

本書のテーマ
マルウェアに関する仕組みとリスク、対策を解説しています。
マルウェアの歴史と必要な知識から始まり、攻撃手法とその対策まで書かれていて、ここまで詳細に学ぶことがなかったので面白かったです。
タイトルの通り、ネットワークに関するセキュリティ対策に着目しています。

個人的なポイント
1,マルウェアの分類
寄生、自己拡散、偽装、情報漏洩などが存在する。

2,スタック、バッファオーバーフロー
バッファサイズを超過するか検査しないことにより、入力値がバッファを超過してメモリ上にコピーされることで起きる脆弱性。
スタックにはリターンアドレスが書かれているのだが、これを任意の値に書き換えられる。
これにより、バックドアを作るようなことができる。

3,ヒープスプレー

4,リモートエクスプロイト
標的ホストに対して遠隔のホストから攻撃する。
標的ホストのプロセス日して攻撃コードを含むリクエストを送信する。
ドライブバイダウンロードはウェブブラウザに対して攻撃する。

5,マルウェアの難読化
難読化にすることで検知されづらくする。

6,DDOS攻撃

7,キャッシュポイズニング

1番心に残った部分
ハニーポットに注目して書かれていた部分。
この機能を活かすことは難しいのではないか、需要がないんじゃないかと思っていたが、未知の攻撃を防ぎたいというユーザーにヒットする機能だと思いました。

今後やれること
・本で確認した内容をもとにメーカー製品の挙動を確認する

まとめ
攻撃の種類→攻撃の詳細→その対策、詳細
という感じで、技術的に深くまで踏み込んでいなかったので、すごく参考になりました。
セキュリティを語る上では、ネットワーク、サーバーの知識もないと理解ができないと改めて思い知らされました。
難しい内容ではあったので、理解し説明できるところまで咀嚼していきたいと思います。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?