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IT現場を強くする 究極のチームビルディング

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本書を手に取った背景

仕事でチームビルディングについても考える必要があると感じ、読まずにおいてあった本書をてにとった。

結論

具体策よりも、体制やコミュニケーションに関する考え方が中心だったが、いろんな発見があり、読んでみてよかった。

本書のテーマ

組織の閉塞感に悩み、成果を出せないリーダーはたくさんいる。モチベーションがさがるメンバーもいるので、PMが躍起になって働きかけても改善されない。
そのような状況を打開するためのチーム作りをテーマにしている。

個人的なポイント

①大事なのはリーダーだけがリーダーシップを発揮することではない

チームメンバー全員がリーダーシップを発揮すること

②チームビルディングの8ステップ

チーム意識→安全な場→信頼関係→自信と本気→貢献意欲→当事者意識→リーダーシップ→ビジョン・ミッション
フォーミング→ストーミング→ノーミング→トランスフォーミング

③信頼関係がなければ気付けない

うつ病になったメンバーは信頼関係がなければ事前の相談はしない。
信頼関係があっても気づくのは難しい。
話しやすいだけでは足りない。信頼関係や、好かれている状態じゃないと無理。

④相手の宝物リストに入る

人間は基本的欲求を満たしてくれる人に好意を抱く。
その人に貢献したい、その人の役に立ちたいと感じる。
「大切なもの」「重要なもの」になれば宝物リストに入る。

⑤ 落伍者の上に立つのではなく、成功者を支えるリーダーに

落伍者の上に立ってるなら、一過性なもの

⑥過大な目標はメンバーをネガティブにする

目標やビジョンは本来、チームに一体感をもたらしメンバーを鼓舞するもの。
チームの状態とあっていなければネガティブに働く。おれにはできない、やめたいと思う。

⑦安全な場があるからこそ目標を目指せる

安全な場がなく、指示と感じているならやらされ感が生まれる。
「Look観察し、Think分析し、Glow改善し、Do実行する」を自らやる。

⑧信頼関係をより強くするために

悩みを共有する。
相手の悩みを受け入れる「他者受容」が大事。

今後やれること

まずは安全な場を作ること。
アドラー心理学と組み合わせてコミュニケーションをとっていく。

まとめ

読みやすい内容で数日で読了したが、内容はライトで理解しやすかった。
納得できる部分については、実行していく。

考え方の分類としては、アドラー心理学とも近しいと感じるところがあり、個人的にアドラーの考え方は好きなので、この本の内容も活用したい。

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