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【GCP】請求先アカウントをわかりやすくまとめてみた

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参考URL:
https://apps-gcp.com/gcp-basic-01-preparation/#i
https://zenn.dev/koke/articles/5416f45f4cdfbd
TOPGATEのよくあるご質問

GCPを利用したい場合、最低限、以下が必要です。
・Google アカウント
・GCP プロジェクト
・請求先アカウント

請求先アカウントがなぜ必要かについて説明します。
・GCP は、使用した分だけ請求が発生する従量課金制。
・料金はプロジェクト単位で発生。
・プロジェクトで発生した料金の、請求管理やどこに請求させるかといった機能を担っているものが「請求先アカウント」
・プロジェクトに請求アカウントを紐付ける事で、始めて有料インスタンスの立ち上げが可能となる。

請求先アカウントの主な機能は以下。
・発生した請求をなにで支払うかの定義(クレジットカード)
・どのプロジェクトが請求先アカウントに紐付いていて、プロジェクトごとにどういったサービスでどの程度料金が発生しているか確認が可能。
・発生した課金のデータをcsv/json のいずれかのファイル形式でダウンロードしたり、BigQuery にエクスポートして分析できる。
・プロジェクトごと、GCP サービスごとに予算を設定し、設定した予算から任意の利用料でアラートメールを出すよう設定可能。(例えば予算100万円のうち50万円(50%)までいったらアラートメールが送信される。)
※詳細は公式ドキュメントにもあります

ただ、請求先アカウントには、請求先サブアカウントというものも存在します。
請求先サブアカウントは、販売パートナー(リセールなどを行う企業)が使用するためのアカウントです。
必要性について以下に説明します。
・親の請求アカウントがあり、その下に請求先サブアカウントを作成する
・請求先サブアカウントをプロジェクトに紐づけることで、請求先サブアカウントでの使用料金は、親の請求アカウントに請求される

1.png

請求先サブアカウントにした時のメリットは
・請求を親の為替に合わせられること。日本円なら日本円で払える。

請求先サブアカウントは、閲覧機能などが制限されるので請求先サブアカウントにどの権限を付与するかは考えないといけません。
請求先アカウントユーザーの権限だと、アラートを設定できなかったり、レポートの機能もすべて使えなかったりと、かなり制限されます。

請求先サブアカウントは、あくまで販売パートナー(リセールなどを行う企業)が使用するためであり、プロジェクトに紐づけるのが請求先アカウントではなく、請求先サブアカウントになる。ということがわかっていれば問題ないと思います。

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