本書を手に取った背景
育休中に読み始めた本なんですが、復帰後に仕事を円滑に進められるようになりたいと思ってよみました。
とにかく業務量が多い部署なので、読書をしてる暇があれば業務をやらないとって感じでした。
復帰後にはそれを改善したいと思い、情報収集のために読んだ感じです。
本書のテーマ
極端に行くと、時間術の本です。ノウハウと、たくさんの例とたくさんの比喩、たくさんの概念を織り交ぜて時間そのものの核心に迫っていっているのでわかりやすい。
ただ、エンジニア視点の時間の使い方によってしまうかなという部分はありました。
私は営業職の側面もあり、客との打ち合わせも多めなのでまるっと使える感じではなかったです。
個人的なポイント
1,仕事が遅い人
上司から仕事を受け取ったら直前になってやり始める感じ。そこそこ仕事ができてもこういうことが一回でもあるとできないやつというレッテルを貼られてしまう。時間の使い方が悪い。
2,スキルはあるけど仕事ができない人
才能と馬力がありすぎるがゆえに、締め切り間際に、設計されていない機能をプログラムに追加したりする。上司としては、いったものを作って欲しいのでこれでは困るし、扱いづらい。能力が成果に見合っていない。
3,1のパターンの詳細
仕事が終わらない人は、得てして後半の応用問題を甘く見ています。 応用問題がどのくらいで終わるかは、取り掛かってみないと絶対にわかりません。そして応用問題が終わらなければ仕事は終わりません。 ですから応用問題に取り掛からないうちは、まだ仕事がどのくらいで終わるか判断できないのです。
4,2割の日程で8割をおわらす
10日あれば2日のうちに8割を終わらせることができれば、期日までに間に合うかがわかる。
5,2割の日程で8割終わらすために
界王拳を使う。何者にも邪魔されない時間を使って一気に終わらせる。そのあと、期日までに間に合うかを報告・相談する。
6,界王拳を使う時間
朝4時から午前中いっぱい。その時間は完全に集中する。メールはやらない、電話も出ない。気分転換や休憩はOK。
今後やれること
・集中する時間をつくる
・界王拳で終わらせる
・2割の日程時にいつまでに終わりそうかを報告する
まとめ
この考え方を意識しておくことが大事だと痛感した。
これを意識してないと、残りは残業で終わらそうとか、翌朝やろうとか思ってしまうが、8割まで終わらせるという目標をもつことが大事。
要は、ほかから邪魔されない時間をいつ作って、どうやって集中するか。
マインドフルネスや他のタイムマネジメントと併用するとすごくいい感じになると思う。
そして、これがKindle unlimited対象であることがすばらしすぎる