GCP 上で動くシステムは、「プロジェクト」の単位で管理されます。
AWSとかを先に使ってると、プロジェクトで管理する考え方がややこしく、とっつきずらいと思いますが、慣れれば、便利な考え方だなと思えます。
プロジェクトは複数作成することが可能です。
ポイントは、
プロジェクト毎にユーザー管理や課金が別個に行えるため、複数のクライアント向けにプロジェクトを進行する開発者の方々にとって、管理が容易になるというところです。
また、GCP で利用するリソース以外にも、Google Calendar や Google Map などで利用する Google API もすべてプロジェクトと紐づけられ、プロジェクト単位で課金やユーザー管理を行うので、Goolgeサービスを使う上で必須の知識です。
↓
だからプロジェクトという名前になっている
#公式ドキュメント
https://cloud.google.com/docs/overview
#図で書くとこんな感じ
フォルダとかありますが、この辺はここでは触れません。
#メリット
比較的簡単にシステムの分離ができる。
プロジェクトやGCP のサービス(Compute Engine とかCloud Storage とかそういったサービスを指します。)ごとにアクセス権限を設定でき、プロジェクトで分けると権限設定や管理が楽になる場合が多い。
請求はプロジェクト単位で発生するため、どのシステムでどの程度料金が発生したかが明確になる。
オペレーションミスやなんらかの理由でプロジェクトが乗っ取られた場合の影響範囲を最小限にできる。
#ベストプラクティス
https://qiita.com/kunitaya/items/94d36dcded51b41937f8
https://cloud.google.com/docs/enterprise/best-practices-for-enterprise-organizations?hl=ja
どんな管理の仕方がいいのかは、状況によって違うのでしょうが、公式によるベストプラクティスも公開されているので、参考になるかと思います。
#参考URL
https://cloud.google.com/docs/overview
https://cloud.google.com/resource-manager/docs/creating-managing-projects
https://www.topgate.co.jp/gcp02-getting-started-guide#gcp
https://apps-gcp.com/gcp-basic-01-preparation/#i
http://wild-data-chase.com/index.php/2019/08/31/post-931/