はじめに
Slackで画像を投稿するとその画像が自動でGoogleDriveに保存されるようにしました。
- 作成したzapの共有リンク
Zapierとは
Zapierの公式ウェブサイトです。
アメリカ発のサービスであるため、UIは日本語には対応していません(2022年5月現在)が、
説明文はどれも短い文章なので、翻訳ツールを使いながら簡単に開発が可能です。
- おすすめ翻訳ツール
開発環境
- OS : Windows 11
- ブラウザ : Google Chrome
- アプリケーション : Zapier(Starter Plan)
今回のZap作成では、自分のSlackアカウントからの画像アップロードをトリガーとして使っています。
フロー
トリガー
Slackにファイルがアップロードされたら
Slack accountについて
ここでは新規ファイルのアップロードを監視するためのアカウントを設定します。
トリガーとなるアカウントは次の項目で設定可能です。
テストを行ってデータが取得できたことを確認してください。
アクション
フォルダ名に使うための日付を取得
Inputに"{{zap_meta_utc_iso}}"と入力すると、"no data"として表示されますが、
Zapのテストや実行時には日時が表示されます。
参考:https://zapier.com/help/create/customize/insert-the-time-your-zap-runs-into-a-field
IDを使ってユーザー名を取得
テストを行ってデータが取得できたことを確認してください。
フォルダーを検索して、存在しなければ作成
ファイルをアップロード
テストを行い、作成したフォルダに画像が保存できていることを確認しましょう。
完成
Slackで画像を投稿すると自動でファイルが保存されました。
注意点
- 画像の枚数分Zapのトリガーが起動します。Zapierの実行回数を考えながら運用してください。
- このZapの設計上、投稿した画像の枚数分のトリガーがほぼ同時に起動します。一番初めに起動したトリガーが新規フォルダを作成し、残りの画像分のZapではフォルダの検索のみを行います。よって、ファイルサイズが小さい画像を複数枚投稿した場合はトリガーに時間差が生まれずに同じ名前のフォルダが複数個できる可能性があります。※未検証です。