REST
RESTはWebのアーキテクチャスタイルです
アーキテクチャスタイルは、システムのアーキテクチャ(設計)を決定する際の羅針盤となるものだ。
アーキテクチャスタイルとしてのREST
RESTはクライアント/サーバから派生したアーキテクチャスタイル。
やや難しい言葉が並んでいるが、
一般的には、RESTといえば、Webのアーキテクチャスタイルを指す場合が多く、RESTという設計スタイルで実装されたうちの一つがWebであるという認識だけでOK。
Web全体だけでなく、個別のWebサービスやWebAPIでも、すべての設計スタイル(アーキテクチャスタイル)になっているために、RESTの約束を守る必要がある。
リソース
RESTを理解する上で重要なポイントの一つ。
リソースとは、**「Web上に存在する、名前を持ったありとあらゆる情報」**だ。
例えば、
- 東京の天気予報
- 技術評論社の「Webを支える技術」のページ
- 新花巻駅の写真
など。
ここでいう、「リソースの名前」とは、「URI」のことです。
つまり、リソースはweb上の情報で、世界中のリソースはそれぞれURIで一意の名前を持ち、
URIを用いることでプログラムはリソースで表現する情報にアクセスすることができる。
URIの、リソースをカンタンに指し示せる性質のことを「アドレス可能性」と呼ぶ。
また、一つのリソースは複数のURIを持つことができる。
一つのリソースに別名のリソースをくっつけておくことで、アクセスが簡単にアクセスすることができる。