PHPのクロージャの数少ない使いどころ

①Factoryパターンの代替

呼び出し側

$type = "rakuten"; 
// 他には Yahoo, Amazonなど

// 在庫数を取得する
$arDef = ExampleStockFactory:factory($type);

// 配列内のクロージャは直接呼べないので、１度代入する
$fn = $arDef["fn"];

// 在庫数の取得
$stockNum = $fn();

ExampleStockFactory

class ExampleStockFactory {

  public static function factory($type){

    switch( true ){
        case preg_match( "/[正規表現など]/", $type );
        case $type == "rakuten" : // 楽天APIを叩く
          // APIキー
          $apiKey = "secrete api key";

          // クロージャを定義
          $fn = function() use ($apiKey){
            return RakutenApi::getStock($apiKey);
          };
          break;
        case "...." : //others
        default : // 該当なしの場合は、NullObjectで返す
          $fn = function(){ return -1 };
    }

    // 配列形式で付随情報と共に返す
    return array(
      "type" => $type,
      "fn" => $fn
    );
  }
}

なぜクロージャなのか

デザインパターンをご存知の方は、この記述がFactoryパターンとNullObjectパターンの代替である事は、お分かりになると思います。
しかし、

PHPでわざわざクラス定義ファイルを書くのは面倒

という時に、この書き方をしてみるといいかもしれません。

PHPにクロージャって必要？？

色々と使ってみたところ、リソース節約したい時に結構使えます。