#サーバメンテナンスに便利なシェルスクリプト
シェルスクリプトは、いつも行っている定型作業を手軽に自動化できるので便利です。
- 特定のディレクトリを掃除させたり
- ソースの最新化をしたり
- リリースやバックアップに使っている
という方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?
特に、複数のディレクトリを行ったり来たりするケースでは、
最も手軽で効果的な方法です。
#しかし、どこまで進んでるのか分からない
ただ、mvやcpなどのコマンドで大きなファイルを実行している場合など、
以外とスクリプトの待ち時間が長くなるケースがあります。
数十秒で終わってしまう処理では、
席を外すには短く、静止して待つには長い時間です。
#実行コマンドをデバッグ情報として出力するオプション -x
そこで、-xオプションをつけてやるとどのコマンドを実行しているのかが一目で分かるようになります
サンプルスクリプト
#/bin/sh
#変数の代入
TEST="test value"
#変数を出力
echo $TEST
実行コマンド
$ /bin/sh -x test.sh
出力結果
+ TEST='test value'
+ echo test value
test value
+から始まっている部分が、実行中のコマンドです。
これで、スクリプトがどこまで進んでいるのかが一目で分かりますね。
本来は、ちゃんとした出力を出力を付けておく方が望ましいですが、
手軽にスクリプトを使いたい、出力が必要ない(ソースが汚れるのが嫌)という方は、
使ってみてください。