0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

nmcliコマンドでのネットワーク設定(備忘録)

Last updated at Posted at 2018-05-23

CentOSでローカルIPアドレスを設定するときに、いまいちnmcliコマンドの使い方がわからなかったので、
備忘録として残しておきます。

環境
・CentOS 7.X(すでに8.X台が出ているので、少々古い情報ですね…)
・Ethernet:enp0s1(とします)

ゴール
・静的IPアドレスの設定
・ネットワークインターフェースの自動起動

1.すべての接続を表示する
現在システムにあるすべての接続を表示させるために、以下のコマンドを打ちます。

# nmcli con show

現在、アクティブな接続だけを表示させたい場合は、以下のコマンドを打ちます。

# nmcli con show --active

もし、アクティブな接続がない場合は、何も表示されないはずです。

2.設定ファイルのバックアップを取得
このまま設定をしてもいいんですけど、何かあった時のために、バックアップを取得しておきます。
私の場合は、/backupを作成し、そこに設定ファイルのバックアップを取得するようにしています。

# mkdir /backup
# cp -ip /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s1 /backup

これで、万が一何か問題が発生しても、いつでもオリジナルのファイルを復元できます。

3.設定変更するデバイスをオフラインにする
ネットワーク設定を変更する前に、インターフェースをオフラインにします。
オフラインにするには、以下のコマンドを打ちます。

# nmcli dev disconnect enp0s1

4.静的IPアドレスを設定する
いよいよ目的の静的IPアドレスを設定します。
今回は例として、IPアドレス:192.168.100.100サブネット:/24としましょう。

# nmcli con mod enp0s1 ipv4.addresses "192.168.100.100/24"
# nmcli con mod enp0s1 ipv4.method manual
# nmcli con mod enp0s1 connection.autoconnect yes

これで
・静的IPアドレスの付与
・ネットワークの自動起動
が設定されました。

何が変化しているかは、diffコマンドで、オリジナルの設定ファイルと比較してみてください。

5.インターフェースを起動する
そして最後に、設定変更したインターフェースを起動します。

# nmcli con up enp0s1

起動したか確認するには、 # nmcli con show、もしくは# nmcli con show --active
確認してみてください。

6.最後に
設定がちゃんとできているか、pingで確認します。
ちゃんと設定できている場合は、応答が返ってくるはずです。

以上、nmcliを使った静的IPアドレスの付与手順でした。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?