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WMをLightDM+ Web Greeterから起動しよう

Last updated at Posted at 2022-12-12

願望

こんなWindowsXPログイン画面や

WelcomeXP

こんなかっちょいい画面で

lightdm-webkit-theme-litarvan

ログインしたくない??????

したい!!!!!!!!!!!!!

いざ設定

インストール

LightDM

ディストーションごとのパッケージマネージャを使ってインストールするだけ

$ sudo apt install lightdm  # Ubuntu

$ yay -S lightdm # arch Linux

web-greeter

LightDMはまだ更新が続いているが、web greeterの方はアーカイブになってしまいましたが、
別作者がフォークして開発を継続してくれています。
https://jezerm.github.io/web-greeter-page/

正直、サポートしているテーマの数で比べるとアーカイブ化した方が多いですが、本記事ではjezerm氏が作成してる方のweb-greeterを使用します。

12/13日現在で使用可能なのが、Python製Web-greeterとElectronで書かれたnody-greeterの二種類だけだが、
性能が変わるだけで、使用可能なテーマ・設定項目はさほど変わらない。環境に合わせて使用する事

インストールはREADMEに書いてある通りに実行すれば終わる。完了すると、以下のフォルダが現れるはず。

$ ls /usr/share/web-greeter/themes

このフォルダの中に使用したいテーマをディレクトリごと突っ込む。この際、突っ込んたディレクトリの名前が後ほど設定するテーマ名になるので覚えておくこと。

設定

Lightdm

LightDMをインストールしても、DMを切り替えないとLightDMが起動してくれない。
なので、systemdを使用して切り替える。

sudo systemctl enable lightdm.service
# おそらく、ここで
# Failed to enable unit: File /etc/systemd/system/display-manager.service already exists and is a symlink to /usr/lib/systemd/system/{DM}.service.
# 的なのがでると思う。そうしたら、{DM}.serviceを一旦disableしてからlightdmを有効化する。

$ sudo systemctl disable {DM}.service
$ sudo systemctl enable lightdm.service

LightDMの起動設定は完了したので、次は設定ファイルを編集していく。

LightDMの設定ファイルは/etc/lightdm/lightdm.confにある。
重要なのはgreeter-sessionの項目。

#xdmcp-manager=
#xdmcp-port=177
#xdmcp-key=
greeter-session=web-greeter # この項目をnody-greeter もしくは web-greeterに変更する
#greeter-hide-users=false
#greeter-allow-guest=true

Web greeter

あとは、web-greeter側の設定です。

web-greeterの設定ファイルは同ディレクトリの/etc/lightdm/web-greeter.ymlにある。
このファイルのthemeを先程themeディレクトリに突っ込んだテーマのディレクトリ名を入れる

greeter:
    debug_mode: False
    detect_theme_errors: True
    screensaver_timeout: 300
    secure_mode: True
    theme: dracula # 使用したいテーマ名
    icon_theme:
    time_language: ja

これでX-WindowのWMを使用している人は終わりです。お疲れ様でした。

Wayland用

waylandセッションの人はLightDMの設定を少し設定を変更する必要があります。
arch Linuxだとなったのですが、LightDMのsession-wrapperがXesssionとなっています。

$ cat /etc/lightdm/lightdm.conf | grep session-wrapper
session-wrapper = Wrapper script to run session with
session-wrapper=/etc/lightdm/Xsession

当然、Xsessionなわけがないのでwayland用の設定に変更します。
Xsession自体はX用WMの設定をしてくれるシェルスクリプトなのですが、waylandにはそんなもの必要ない(タイル型はそうでした)ので適当に書きます。

Wsession
#!/bin/sh
#
# LightDM wrapper to run around Wayland sessions.

echo "Running Wayland session wrapper"

sleep 1 # おまじない https://github.com/canonical/lightdm/issues/63
exec $@

このファイルを適当な場所に保存して保存したファイルのパスをlightdmのsession-wrapperの項目に書きましょう。

そうすればwaylandでも動くはずです。

皆様、よきLinuxライフを

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