本稿の目的
- 社会人になってからの資格勉強体験を総括し、来年以降に繋げること
- 自分と同じような知識・経験を持った人の参考になるようなアウトプットを残すこと
受験時点で持っていた資格や知識・スキル
- 基本情報取得済み
- 2022秋。当時修士2年
- 新人研修(SIer)→基本情報レベルのIT知識
- システム開発(WF,アジャイル開発)
- DB
- ネットワーク
- Linux
- 機械学習(学部・修士の研究で3年間、バイオ系の学科)
入社先の新人研修の内容が基本情報の内容と被ることが多く、復習としてかなり役立ちました。
使用テキスト・教材
- 過去問道場
- Udemyの応用情報の講座
- 自己研鑽用アカウントを会社からもらいました
- 令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)
あの青くて厚いやつです。
網羅的に情報が整理されていたのでまあ買ってよかったと感じています。
取り敢えず1周ざっと読んでましたが先に過去問道場やってもよかったかも
序章に数学の内容が載っていましたが、統計やグラフ理論などそこそこのものが取り扱われていたので面食らいました。
本質的な内容でもないけどここで読むのをやめる人がいるのでは?と思います。
- 2023 応用情報技術者 午後問題の重点対策
あの緑のやつです。
会社で同期が解いているのを見て自分も買おうと思いました。
過去問の解説として、問題の考え方や出題傾向など有用な情報が整理されています。
ただの過去問集以上の価値があったと個人的には考えています。
勉強のスケジュールと詳細
- 7月 → 申し込み
- 8月下旬 → 青のテキスト1周読み切る
- 9月上旬 → 過去問道場の午前問題解きまくる + 午後の選択範囲絞る
- 9月中旬以降 → 過去問道場 + 午後対策テキスト
対策にかけた期間はトータルすると1か月半でしょうか。
午前の対策
これはもうコツとかなくひたすらにやるだけ。
テキストを1周目だけ真面目に読み込みました。
読み終わったら通勤時間など空いている時間にひたすら過去問道場に取り組んでました。
午後の対策
試験日3週間前くらいにようやく選択範囲を絞り、対策を始めました。
始めたてのころはまともに解けなかったので結構焦りました...
過去問4,5年分を少なくとも2周はしました。
僕が選択したのは以下4つ
- DB
- 組み込みシステム開発
- 情報システム開発
- システム監査
配属先がDB系のソリューションを使うことが多いということで、将来を見越してDBを取りました。
システム開発の2問については予備知識がほとんどいらないという理由で選択しています。
この中でもっともオススメなのはシステム監査です。
文章から答えを抜き出すだけの作業なので対策ほぼ不要。
過去問2年分くらい解いておけば十分です。
受験した感想
午後に関しては手ごたえを感じた割に合格ぎりぎりの点数でびっくりしました。
ということで対策の質・量ともにギリギリだったんじゃないかなと思います。
どっちか忘れましたがトマトを収穫する機械の問題は普通に意味が分からなくて焦りました。多分この辺の点数が終わっていたのではないでしょうか・・・?
まあ受かったので問題なしです。
午前はやはり過去問道場の成果もありそれなりの点数をとれたかなと思います。
時々自分の知らない傾向の問題が出てきて焦りますが、そういう時は潔く諦めて先に進むべきだと思います。
6割取れば合格なので数問程度捨てても何の問題もなし。
来年の目標
DBスペシャリストとAWS系の資格を取ろうかなと思います。
受験すると決めた時期は6月頃でしたが、応用情報の対策を始めたのが8月下旬と結構遅くなってしまいました。
短期で集中してというよりはダラダラ取り組むほうが自分の性格にあっているので、今回の受験は自分的に無理がありました。
結果運よく合格しましたが、今後は計画的に時間を取って勉強しようと思います。