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Linux覚え書きコマンド集

Last updated at Posted at 2021-03-13

概要

Linux学習で覚えたコマンドや知識をメモする記事です。

基本コマンド

ls : ファイル、ディレクトリの参照

ls [オプション] [ファイル]

オプション

オプション 説明
-a 隠しファイル含めて全て出力
-l Long形式で出力
-t 更新時間でソート
-r 逆順にソート

cp : ファイルのコピー

cp [オプション] コピー元 コピー先
  1. ファイル名が存在しない場合、別名コピー
  2. コピー先がディレクトリの場合、ディレクトリ配下にコピー
  3. 同名ファイルがある場合、上書きコピー

オプション

オプション 説明
-i 確認の有無
-r ディレクトリのコピー
-p 所有者・属性・更新日などの情報を保持してコピー

mv : ファイルの移動

mv 移動元ファイル 移動先ファイル

オプション

オプション 説明
-i 確認の有無
-f 強制的に処理を実行
  1. ファイルを別のディレクトリに移動
  2. ディレクトリを別ディレクトリに移動
  3. ファイル名の変更
  4. ディレクトリ名の変更

rm : ファイルの削除

rm ファイル名

オプション

オプション 説明
-i 確認の有無
-f 強制的に処理を実行
-r ディレクトリを対象に、配下のファイルも削除

ディレクトリの操作

pwd : 現在のディレクトリ表示

pwd

cd : ディレクトリの移動

cd [ディレクトリ名]

mkdir : ディレクトリの作成

mkdir ディレクトリ名

オプション

オプション 説明
-p 階層でディレクトリを作成

rmdir : ディレクトリの削除

rmdir ディレクトリ名

rmdirを利用する場合には、中が空である必要がある

ファイルの表示

cat: ファイルの内容を表示

cat ファイル名

オプション

オプション 説明
-n 行番号を表示

more : ページ表示

more ファイル名

操作方法

操作 説明
スペース 次のページに進む
b 前のページに戻る
f 次のページに進む
/単語 単語を検索。nキーで検索結果にジャンプ
q 終了

less : ページ表示

less ファイル名

操作方法

操作 説明
スペース 次のページに進む
b 前のページに戻る
f 次のページに進む
前の行に進む
次の行に進む
/単語 単語を検索。nキーで検索結果にジャンプ
q 終了

head :末尾部分を標準出力

head [オプション] ファイル名
オプション 説明
-n 指定した行数を出力する
-c 指定バイト分を出力する

tail :先頭部分を標準出力

tail [オプション] ファイル名
オプション 説明
-n 指定した行数を出力する
-c 指定バイト分を出力する
-f リアルタイムで更新する

sort :ファイルのソート

sort [オプション] ファイル名
オプション 説明
-r 逆順でソート
-k n n列目のデータをソート
-n 数値としてソート

uniq : 重複行の削除

uniq ファイル名

tr :文字列の置き換え

cat 文字列1 文字列2

<例1: 文字列を置き換えて、別名ファイルに保存>

cat test | tr a A > test2

diff :ファイルの比較

diff [オプション] ファイル1 ファイル2
オプション 説明
-c context diff 形式で差分を出力
-u unified diff で差分を出力

find: ファイルの検索

fine パス -name ファイル名

which: コマンドパスを表示

which コマンド名

--help マニュアルの確認

コマンド --help

man: オンラインマニュアルの表示

man コマンド

単語が含まれるエントリ一覧を出力

man -k 単語

セクション

項目 説明
1 ユーザコマンド
2 システムコール
3 システムライブラリや関数
4 デバイスやデバイスドライバ
5 ファイルの形式
6 ゲームやデモなど
7 その他
8 システム管理系のコマンド
9 カーネルなどの情報

touch :タイムスタンプの変更

touch [オプション] ファイル名
オプション 説明
-t [[CC]YY]MMDDhhmm[.SS]形式で時刻を変更

touch :からのファイルを作成

touch ファイル名

標準入出力とリダイレクト

> :リダイレクト

ls > ls-text

cat > :ファイルを作成し、文字を追加

cat > text

2> :標準エラー出力

ls -l aaa 2> err_text

2>&1 : 標準出力とエラー出力を一つのファイルに出力する

ls -l aaa > text 2>&1 

パイプ

|less :出力内容をページングしながら表示

ls -l * | less

|head :出力内容の先頭を表示

ls -l * | head -10

|tail :出力内容の先頭を表示

ls -l * | tail -10

|grep :標準出力 から検索する

ls /etc/* | grep -e d$

正規表現

記号 説明
^ 先頭を表す
$ 行末を表す
. 任意の位置文字を意味する
* 直前文字の0回以上の繰り返しを意味する
[...] ...の中の任意の位置文字を指定する
[^...] ...の文字が含まれないことを意味する
\ 正規表現の記号をエスケープする

使用例

記号 説明
^a aで始まる行
b$ bで終わる行
a.b aとbの間に1文字入る
[ab]ab aもしくはbに続くab
[^ab]ab aもしくはbで始まらないでabが続く

grep :ファイル内の文字を検索する

grep [オプション] 検索条件 [指定ファイル]
オプション 説明
-e 文字列を検索パターンとして扱う
-i 検索パターンを入力ファイルの双方で、英大文字と小文字の区別を行わない
-v 検索パターンとマッチしなかった行を選択する

ファイル管理

システム管理コマンドが置いてある/sbinディレクトリがPATHに含まれていないため、コマンドは絶対パスで指定する必要がある

fdisk :パーティションの作成

fdisk [オプション] [デバイスファイル]
オプション 説明
-l デバイスのパーティションを表示

パーティションを作る理由

  • バックアップ
  • 障害発生時の影響範囲を狭める
  • ファイルアクセスの速度向上

mkfs :ファイルシステムの作成

mount :マウント

用語

ディレクトリ

用語 説明
カレントディレクトリ(.) 現在のディレクトリ
親ディレクトリ(..) 一階層上のディレクトリ
ホームディレクトリ(~) ユーザの作業開始位置ディレクトリ
ルートディレクトリ(/) 最上位階層
絶対パス 最上位ディレクトリから指定
相対パス カレントディレクトリから指定
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