LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

Raspberry Pi Imager v1.6.2 の使い方

Last updated at Posted at 2021-09-11

Raspberry Pi Imagerは、GUIをぽちぽちするだけでmicroSDカードなどにRaspberry Pi用のOSを書き込むことができる、公式提供のソフトウェアです。

この記事ではWindows11で作業していますが、どのOSでもUIは変わらないようなので他OSをお使いの方も参考にできると思います。

インストールする

こちらにアクセスすると下記のようなコンテンツが出てくるので、使用しているOSに合うものを選択しインストローラーをダウンロードしてください。
InstallLinks.jpeg
そしたら、ダウンロードしたインストローラーを実行して...(略)

Windowsでは、スタートメニューに載らないようなので Run Raspberry Pi Imagerのチェックボックスを外さずに[Finish]し起動させ、タスクバーに固定しておくことをお勧めします。 インストローラーの画像

Windowsの場合、インストール先は C:\Program Files (x86)\Raspberry Pi Imager になるようです。

使う

説明に使用しているのは Raspberry Pi Imager: ver 1.6.2 です。 当記事では、Ubuntu Server 21.04 (64-bit)を書き込んでいきます。

起動すると、以下のようになると思います。
IMG_2584.jpeg

Advanced options

Ctrl+Shift+Xを同時押しすると、オプションの設定をすることができるようになります。

Skip first-run wizardにチェックを入れておけば、ヘッドレスインストールができます。

image.png

Raspberry Pi OS(32-bit)及びraspios_arm64(、raspios_lite_arm64←未確認)では機能しますが、Ubuntu Serverなどそれ以外のOSには本稿執筆時点では使えないようなのでご注意ください。

OSを指定する

この記事では、Ubuntu Server 21.04 (64-bit) を選んでいきます。
CHOOSE OSを押しましょう。
IMG_2585.jpeg
Ubuntuは汎用OSなのでOther general purpose OS(その他の汎用OS)を選択します。
IMG_2586.jpeg

Use customを選択すると、Raspberry Pi Imagerが用意していないイメージも事前にダウンロードしておけば書き込むことができます。 また、Eraseを選択することでフォーマット(初期化)だけすることもできます。※OSインストール時には一緒に行われるので事前にしておく必要はありません。

Ubuntuをクリックします。
IMG_2588.jpeg
Ubuntu Server 21.04を選びます。
IMG_2589.jpeg

このUI以外では対象アーキテクチャーの確認をすることができないため、32-bit・64-bit のどちらを選択しているのかしっかりと確認しておきましょう。

書き込み先を指定する

CHOOSE STORAGEを押して、ストレージの選択をします。
IMG_2590.jpeg
コンピューターに接続しているリムーバブルメディアが一覧表示されるので、書き込み先にしたいものを選びます。
IMG_2591.jpeg

USBメモリに対しても書き込めます。

書き込む

WRITEをクリックしましょう。
IMG_2596.jpeg
書き込み先の既存データが消去されることについて、警告が出ます。
問題なければ、YESを押しましょう。
IMG_2597.jpeg
あとは、書き込みが終わるまで待機するのみです。
IMG_2600.jpeg
IMG_2601.jpeg

一度書き込み作業を行うと書き込んだOSのデータがキャッシュされるので、再び同一OSを書き込む場合 待ち時間が短縮されます。

IMG_2602.jpeg
IMG_2603.jpeg
以下のダイアログが出たら完了です。SDカード(USBメモリ)を取り出しましょう。
IMG_2605.jpeg

Windowsからアンインストールする

Raspberry Pi Imager のインストールされているフォルダー(おそらくC:\Program Files (x86)\Raspberry Pi Imager)にある、uninstall.exeを実行しましょう。

2
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0