追記
docker-composeが古いのが思ったより不便なので最近はsnapを使わずinstallしています。
概要
ここ数か月、snapでインストールしたdockerを使っているので感想などを書きます。
snapについて軽く解説
linux向けのパッケージマネージャーです。
色んなディストリビューションに対応していてます。
ちなみにubuntuならプリインストールされているので最初から使えるはずです。
dockerをインストール
snapで普通にinsltallするだけでOKです。
docker-composeも一緒にインストールされます。
sudo snap install docker
sudoなしでdockerコマンドを使う方法について
ユーザーをdockerグループに追加した後にsnapでdockerを再起動します。
sudo snap disable docker
sudo snap enable docker
ssh経由でdockerコマンドが使えない
ssh経由でコマンドを実行する時は /snap/bin
にPATHが通っていないのが原因でした。
.bashrc
などに書いても読み込まれないので、結局 /etc/environment
に追加して解決しました。
ディレクトリの制約
dockerがアクセスするファイルはホームディレクトリ配下に置く必要があります。
今のところ問題になっていませんが特定のケースで困るかもしれません。
docker-composeでsnapのvolumeが使われてしまう
~/.config
などをマウントしたくてもsnap側のディレクトリがマウントされてしまいます。
今のところキャッシュ用途に使っているだけなので問題になっていませんが、これも特定のケースで困るかもしれません。
しかもvオプションで指定した時は、ちゃんと指定したディレクトリがマウントされるので混乱しました。
versionが最新ではない
dockerもdocker-composeもちょっと古いバージョンがインストールされます。
現状だとdockerはpatchバージョン、docker-composeはminorバージョンくらいの遅れがあります。
おわり
備忘録として色々書きましたが実際のところ普通に使えているのでこのまま使用を継続しようと思います。