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UdonTechAdvent Calendar 2022

Day 22

なぜかジェットボートの車検してみました

Last updated at Posted at 2022-11-30

今まさにプログラミングを学んでいる人全てをエンジニアとして扱っていこうと思っています。

趣味で旧車のレストアもしていますので、趣味を紹介する傍らで、
本来の目的pythonも勉強中ですので、なにこれ。 ぐらいで留めていただければ。

旧車が好きで、歴代の車を売却せずに長く残しています。

購入順に並べると、

  • ビート(HONDA)H4年製
  • ジムニー(JA11)H7年製
  • ジムニー(JA11)H5年製
  • RX-7(FC3S)H2年製
  • MR2(SW-20)H7年製
  • レオーネSVX(SVX)
  • レガシーB4(B4)
  • インプレッサ(GC8)

どれもこれもいわゆるバブル期に作られた車で、20~30年超えてます。
車としては、どいつもこいつも地球環境には悪いですが、車は趣味と割り切っています。

さて、これだけの数の車を維持しようとすると、とんでもないお金がかかります。
古ければ古いほど、ディーラーにお願いするとトンでもない金額を請求されます。

よってエンジニアだったら、自分で車検を通すのです。(Qiitaとして定義したエンジニアの意味が違うけど)

自前でガレージを持ち、リフトも購入しています。

さて、そうこうしているうちに、
我が家にジェットボートがやってきました。

ジェットボートも車検があるのです。

ヤマハ MJ-650T (FK7-A) ;
エンジン型式, 6M6 ; 燃料種類, 2ストロークガソリン ; 搭載数, 1基 ;
検査手帳馬力, 42馬力 / 5500rpm(回転数) ; 推進機種類, ジェット推進.
航行区域: 限定沿海
1995年製 平成7年型

イメージ図
590_2012112715114042_640x480.jpg

会社の先輩から、これまたバブル期の1995年製のジェットボートを譲り受けましたので、整備して乗れるようにしてみるまでの記録を書いておきます。

ジェットボートを無償で譲ってもらったわけです。 ジェットボートは新車1隻100万円もします。 なぜ無料でもらえるかというと、ジェットボートの寿命は本当に短く、何年も持ちません。
海水がアルミエンジンにとても悪いため、整備手入れ次第では3年もせずにダメになるためです。車やバイクならエンジンが止まっても沈没の恐れはありませんが、ジェットボートの場合、エンジンが止まると排水もできなくなり、沈没する確率が高まり、もし万一沈没すると海上では命の危険があるため、古いジェットボートを何年も乗らずまた新車を購入するためです。しかも1995年製です。25年経過したまさに旧車です。

さて、そんな命のリスクの高いジェットボートを整備して、免許を取得することになりましたが、とりあえず、エンジンを点検しました。

2ストロークエンジンの点検は、まずなによりも先にキャブレターを点検です。
2ストロークエンジンは、ガソリンに2ストオイルが混入されているので、キャブの微細な穴によく詰まったり固まったりととても繊細になっているためです。

さて、またバイクのキャブのように燃料を負圧によりフロート式で吸い上げて供給するのではなく、ダイヤフラムポンプにて供給するキャブレターであった。初めて見るタイプのキャブレターでした。横転しても燃料ダダ洩れになるリスクもなく、詰まりにくくなっている代わりに、ポンプのダイヤフラムが肝心になる機構です。

点検してみると、そのダイヤフラムが劣化してダメになっていた。

部品を取り寄せるも、香川県仁尾町の瀬戸内マリンさんhttps://goo.gl/maps/ULKtVNBoK1xfPUju6 
は、何度も断ってきた。 そのやり取りは以下のとおり、

  • 何度お店に足を運んでもいない。 土日はお休みか?
  • 船の型番は?   既に伝えている。
  • 部品番号は?   既に伝えていて図で指示している。 写真も送っている。
  • 指定された部品番号は、船の型番と合わない。
  • 部品メーカーが在庫ないと言っている。
  • 他の店に頼んだらどうか?

などなどと、対応する気がない。 売る気がない。
常識としてこれほど古いジェットボートを修理して乗ると言う事に対して対応する気がないという事でしょう。

仕方ないので、ダメになったダイヤフラムを補修して使うことにした。

0.5mmのゴム膜を入手し、破れた既存のダイヤフラムにゴムノリで接着させるのだ。

前のオーナーさんが、購入して2年しか、また淡水でしか使っていなかったほぼ新車状態だったため、海水による痛みはほぼなく、エンジンは消耗品となるダイヤフラムを除いて素晴らしい状態だった。

無事にキャブレターを整備しなおして、
新しいバッテリーを積みなおして、船の準備は万全となった。

船の検査は、
屋島の日本小型船舶検査機構高松支部へ持ち込み、検査を受ける。
https://goo.gl/maps/uhRQrMNErswS9XVv5

検査は、エンジンが問題なくかかる事、そして装備品をチェックされる。
必要な装備は、

  • オレンジの救命胴衣2名分。(桜印付き)
  • 係留用ロープ、
  • ホイッスル
  • 携帯電話を入れるシール可能なジップロックだ。

無事に車検は合格。
船体番号などを再発行してもらい、無事船に乗ることができた。

ここで大問題が発生した。
わたしの持つ2級免許では、ジェットボートに乗ることができないと知る。
ジェットボートの免許は、香西のマリーナペラガスで取得できた。
https://goo.gl/maps/rw5NN6R9gEMScnPp8

資格のための6万円程度の費用はどうにもならない。 
無事にジェットボート用の免許(特殊小型船舶免許)を取得したところで、9月となり2022年の夏が終わってしまった。

現在わたしのガレージに鎮座しており、来シーズンを待っている状態になった。

そして、肝心の車のレストは手が付けられない状態にある。

pythonも頑張ります。

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