LoginSignup
5
4

More than 3 years have passed since last update.

Slackのスレッド機能は悪なのか??? 正しい使い方を意識できていないだけではないのか?

Last updated at Posted at 2020-09-08

Slackのスレッド機能は悪なのか???

発端

気にならない方は、読み飛ばしていただいて構いません。
こちらから本論へどうぞ

勉強会にて

Slackで勉強会をしており、スレッド機能をほぼ使わない人がいたのでスレッド機能を勧めたところ、

「スレッド機能を使うのに抵抗がある(嫌に近い)」

という意見があった。

そして、その人に「以下の記事と自分は同じ意見だ!」として紹介されたものの、釈然としない部分が多かった。
Slackのスレッドのつらみ11選

そもそも批判とは

批判自体はコミュニティが活性化するのでとてもいいことだと個人的には思っています。
(※批判を肯定も否定も含んだ客観的な観点での指摘の意味で使っています。というか本来の意味です。)

一方でSNSだけでなく現実世界でも同じですが、否定形の批判のほうがより多く散見されます。

なんで否定のほうが多いんだろうか・・・

これは客観的な話ではなく、推測になってしまうので少し脱線 です。

おそらく否定のほうがパワーがあります。
嫌い、嫌だ、イラつく、ムカつく って気持ちのほうが、 いいね!、素晴らしい、素敵だ といった肯定的な気持ちより、パワーが強いのでエネルギーが対外に向きやすいのでは??と個人的に思っています。
それに肯定的な気持ちは対外的に示す必要がないことも原因かな・・・と思います。

そもそも人間は所詮動物なので

ストレスを感じる = 生命にダメージを受けている

と考えれば当然、何らかのアクションを取る必要が出てきます。

世の中に出やすいのは否定形の批判ばかりというのも何となく頷けるかな、と。

で結局?

あの機能良かったのになあ
なんでなくなっちゃったんだろう・・・?

とか

よもや

あの俳優好きだったのに、なんで自殺してしまったんだ・・・。

とか、悲しい経験を今までしたことありませんか?
自分は批判は、肯定と否定が 客観的に(※ここ重要) 話し合われることでやっと成立するものだと思っています。

その中でこの記事(Slackのスレッドのつらみ11選)を見つけてしまい、 とても残念だ :fearful: と感じました。
(残念だと感じた理由は本論で述べます。)

それに加えて、この記事に同調する意見を聞いてしまったので、スレッド機能への悪印象が進みすぎれば、改悪されたり、最悪使われなくなって削除されたり、危うい立場になりかねない!!それは とぅらい!! :sweat_drops: :sweat_drops:

というのがこの記事の経緯。

上述の内容を読んでくださった方は、当然わかると思いますが、この記事への意見は奇譚なく客観的に行っていただけると助かります。

※1 自分も主観的な意見を述べることはありますが、 必ず前置きします(自分は、思う、など)。なので、記事の本論とは別物と捉えてください
※2 主観同士の戦いには結論がありません。なのでそういったものは批判ではなく、ただの感想なので私の方から返信することはおそらくありません。
※3 スタンスとして否定的な批判に対して肯定的な批判もあるということを主張することが目的です。この記事に対する否定的な批判は歓迎です。感想はご自由にどうぞ。

本論

まず、自分はSlackのスレッド機能をとても気に入っています。

とはいえ、この機能を正しく評価するためには、デメリットとメリットを比較する必要があります。
自分にはこれといって際立ったデメリットが思いつかないので、こちらの記事で挙げられているデメリットと突き合わせていきます。

Slackのスレッドのつらみ11選

まず、この記事で扱われているメリット・デメリットをおさらい

  • メリット
    1. チャンネル内の会話を整理できる
    2. 同じチャンネルで複数の話題を同時並行できる
    3. スレッドは「チャンネルを作るまでもないサブトーク」
      • これに関してはメリットではないし、著者の個人的な見解
      • したがって本記事の議題からは削除
    4. メンションしなくても相手に返事ができる
      • これはスレッドを立てることによる副次的な効果
      • 返事をするために行うもの、という誤解を与えそうなので危うい書き方
      • そもそもスレッドへの返事でも必要な場合は、メンションを書くべき
        • 理由は後述

この時点で記事から怪しい匂い、香ばしい香りがしています。
そもそも機能の否定をしたいという主観からスタートしているので肯定的な批判すら醸成できていないように思えます。
これでは批判ではなくてただの感想文です。
だから、私はこの記事で補足していきたいと思ったわけですね。

  • デメリット
    1. [解決済み] 通知が激しい
    2. メッセージが埋もれる
    3. 参加してないけど気になるスレッドの更新に気づけない
    4. チャンネルショートカットで探しにくい
    5. スレッドを開くのにマウス操作が必要
    6. モバイル版ではチャンネルとスレッドを同時に表示できな
    7. スレッドを開く処理が遅い
    8. 他のメンバーがUnfollowしたことに気づけない
    9. 返信しづらい
    10. ファイルを添付しづらい
    11. スレッドの下書きがDraft一覧に現れない

デメリットについては、それぞれ見ていきましょう。

1.[解決済み]通知が激しい

スレッドの中でメンションされたメンバーは、スレッドに新規投稿があると通知が届きます。「対応しました」「了解しました」のような大した情報じゃない場合、 本当に相手に通知が必要なのか? を一瞬だけ立ち止まって考えてもらいたいと思っています。

これについては、「対応しました」「了解しました」といったコメントを流す側に問題があります。
そういったスレッドの内容に変更を与えないコメントはスレッド内に流すべきではなく、絵文字で反応するべきです。

デフォルト絵文字なら、下記を使い分ければ十分です。
カスタム絵文字を増やせるなら、その日本語をそのまま絵文字にしてしまいましょう。
誰がどの絵文字を押したかもフォーカスすれば見ることができます。

:ok_hand:👌 → OK、了解
:eyes: 👀 → 見ました、確認しました、既読
:heavy_check_mark: ✔ → 対応しました

したがって、これは機能自体に向けた批判ではなく、メンバー内の文化が間違っていることに向いていますので、機能を否定するのはやめましょう。

使い方を誤っているだけです。

Slackの良いところは、通知のカスタマイズ性が高いことです。通知が沢山来ても気にしない人には無用なことでしょうが、同様に重要な情報以外は通知を受け取りたくないという需要も存在します。普段からメンションが多く、一つ一つの通知に神経を尖らせざるを得ないような人です。僕は後者のタイプで、作業の瞬間的な合間を縫って自分のタイミングで未読をキャッチして返信します。

とありますが、これでは受信者側が能動的に情報を取得しなければならなくなります。

コミュニケーションの方法としてはかなりいびつです。

メンションも通知もされないという文化を推奨されてしまったら、情報をキャッチできなかった場合、受信者に責任が生じることになってしまいます。送信者側が通知を送るのは、周知したい相手が通知から漏れていたら、それは送信者側のミスという責任の切り分けをするためでもあります。

この場合、受信者側が情報を取得できなくても責任は一つもありません。

各々好きなタイミングで返信するのは、各々の勝手です。自分も即座に返信しないことが多いです。
通知されたからすぐ返さなきゃ!と思うのは、主観です。
別にすぐに返事がほしいという目的で通知を送るわけではありません。
おそらくLINEとかビジネスマナー(似非)のせいもあるので本人には非がないはず

通知を送りました!というメッセージ自体に重要な意味があるのに、 「面倒だから、通知しないでほしい」はただの主観ですのでこの指摘もスレッド機能が良くない点としては主張が弱い。

しかし、 スレッドはメンションが無くても半ば強制的に通知を送る ことから、通知のカスタマイズ性を損なってしまっています。これは送る側には意識しづらいことなので、通知される人のことを少し意識すると良いでしょう。そうすればチャンネルポストで良いという選択肢も生まれます。

極端な例ですが、例えば会社の @engineers というグループメンションは数十人もいるので、そのメンションの付いたポストでスレッドを生やして会話を続けるとどうなるか、もうお分かりかと思います。(@engineers をクリックするとそのメンションで通知が届く人数がわかる)

これも同じです。
送信する側は 「見てほしい、回答してほしい人」に向けて限定してメンションする必要があります。

全員宛に送っちゃえ!!なんて暴力的な解決方法をするのが、そもそもおかしいです。
送信側は常に送信先を誰にするか、を明確に考える必要があります。

無関係な人まで巻き込むことは不要なコミュニケーションロス(例えば、誰が返事すればいいのか分からないような :cry: 状態 )を生みます。
誰が返事をすればいいかわからない状態を生み出した送信者側に責任があります。
これは逆もまた然りで、誰もメンションしないことも同じ状態を作り出します。

1.に対する結論

全体としてスレッド機能自体とは関係ないチーム内文化、メンバーの能力の問題なのでこの批判については議論から外します。

2. メッセージが埋もれる

こういう 3 replies という返事がいくつか付いたポストをよく見かけますが、中を覗いてみるとひっそりと有用な会話が繰り広げられていることがあります。

感度が高い人はスレッドをわざわざ開いて情報を拾ってシェアしますが、興味深いスレッドを嗅ぎ当てて開くというコストはチリツモです。会話が全てスレッドだらけになってしまったら、一日何度もスレッドを開くという作業をしなければいけません。

また、スレッドになった時点で垂れ流し(=未読チャンネルを開けば目に付く)ではなくなるので、スレッドをいちいち開かない人には見えない情報となってしまいます。有益な情報が情報感度や共有力が高い人にしか伝わらないかもしれません。「沢山の人に情報を届ける」という意味でも、むやみにスレッドにしなくていいと思います。

これはテーマと内容が食い違っているように見えます。
有用な話だったとして、スレッドとしてまとめていない場合、どうなるでしょうか?
それこそ、 チャンネル内で垂れ流しになってしまい、間にノイズのようなメッセージが挟み込まれ、前後関係を推測しながら読む羽目になります

有用な話だ!と思ったのであれば、スレッドの親をリンクとして共有・保存しましょう!
もし、全体宛に共有したい内容だ!と思ったら random なり技術チャンネルなりで、 この情報が有益だろうと思われる人に向けてキチンとメンションすればいいのです。

少なくともこの会話自体は、 解決方法を共有するためではなく、解決するため に発生したものなので共有までを求めるのはおかしい。有益だ!と思うかどうかも各人の主観ですので、共有なりストックなりは各々でやってください、という話でしかありません。

image.png

むしろ、こういった状態

  • ノイズがない
  • 親メッセージから前後関係がキチンと整理されている
  • 親メッセージさえ共有すれば、すべての内容を把握できる

になっていることのほうがメッセージが埋もれにくい状態になっている、といえます。
むしろ有益だと思った情報がどこか後方のメッセージで否定されていたとしたら、垂れ流しのほうが危険ではないでしょうか

無関係なメッセージ(実際にはスレッドになっていないので無関係かどうかすら分からない)も全て確認した上で、やっと正しいとわかって共有できる、なんて原始時代の方法だと思いませんか?

2.に対する結論

これもスレッド機能を否定する話としては根拠に乏しいといえます。
おそらくですが、使い方をTwitterと混同している人は「空リプ」ぐらいの気持ちでいるのかもしれないと思います。

あくまでSlackは「ビジネスチャットツール」なので、誤解を招いたり、誤った結論に導くような運用方法を可能な限り防ぐ必要があります。コミュニケーションロスをなくす手助けをツールはしてくれますが、結局は使う人の意識でコミュニケーションロスは発生します。

反面教師的に、スレッド機能はそういったコミュニケーションロスを防ぐ機能として十分役立ちます。

3.参加してないけど気になるスレッドの更新に気づけない

引用することすら危ぶまれる内容です。
気になるスレッドなら、スレッドをフォローしましょう。
通知が嫌だというなら、ブックマーク機能もあります。
更新を監視したいけど、通知は嫌だというなら、自分でスレッドにリマインダーを設定しましょう。

もし、あなたがスレッドの中で返信したいけど、チャンネルのみんなにも共有したいなら □チャンネルにも投稿 に✔しましょう。

Slackはとても便利な機能が充実していると思います。
操作の説明すら不要なのがとても素敵です。

あなた一人のスレッドを監視したいという、わがまま 主観のために、スレッドを解体する必要は全くありません。

4.チャンネルショートカットで探しにくい

⌘ + K使ってますか?(WindowsはCtrl+K)マウスを使わずにチャンネルを探せるキーボードショートカットです。かなり頻繁に使うので、覚えておいて損はありません(ショートカットの一覧は ⌘ + /で確認できます)。

ところで、このショートカットは読むべき未読が優先的に上に表示されるのですが、なぜだかThreadはこのリストに表示されません。ショートカットで探す場合は最低でも「th」は打ち込まなければいけないし、「th」は結構打ちにくいのでスレッドを開くのがいちいちストレスです。日本語化している場合はカタカナの「ス」を打ち込まなければいけないのです。これもSlackに改善して欲しい上位に入ります。

という理由もあって、スレッドをむやみに乱立させてほしくないです。

記事が古いのでバージョンアップの影響でしょうか?スレッドはリスト表示に出ます
というか、そもそもストレスだと感じるほど頻繁にアクセスするスレッドならブックマークしておきましょう。
ブックマークした会話は常に画面右部に表示することもできるので更新にいち早く気付けるはずです。

⌘+[ 戻る / ⌘+] 進む ←このショートカット使ってますか?チャンネル間を高速で行き来して様々な事象を感じる(≠理解する。2回目。)のにこのショートカットは必須です。

しかし、 このショートカットはチャンネル単位の遷移にしか対応していない のです。右側にスレッドを開いたまま、他のスレッドを開いて、さっきのスレッドに戻るために半ば反射的に⌘+[をタイプすると… チャンネルが一つ前に見ていたものに戻ってしまうのです。

進行中のスレッドがたくさんあると当然行き来が増えるのに、ショートカットが対応していないせいで甚大なストレスを感じながらスレッドサーフィンしなければいけません。

このような無用なストレスを減らすためにも 「スレッドにしない」という選択肢 もアリなのではないでしょうか?

これはSlackの問題ではなく、Electronの仕様ではないかと思います。
結局はElectronもChromiumなので、ブラウザと同じ挙動になっています。画面遷移を挟んでいれば見えなくなるのも当然です。
確かに、コマンドの「戻る、進む」で行き来するのは面倒かもしれませんね。

ただ、そういった場合もブックマークしておけば問題ありません。
なんならコマンドを打たずとも上下に見えているのでより簡単に確認できるはずですね。

それでもブックマーク自体が手間だ!と思う方もいるとは思います。
確かに一手間必要ですが、それだけの理由でスレッド化しないことによるデメリットを被る必要があるかと言われれば微妙なところです。

5. スレッドを開くのにマウス操作が必要

チャンネルサーフィンには先述のように便利なショートカットが存在し、簡単に慣れてしまい気づけばキーボードから手を離さずに操作できるようになります。

しかし、未だスレッドには大したショートカットが存在しません。3 replies をクリックするか、ショートカットでThreadsを開いて遡るしかありません。チャンネルを巡るのにはいくつかの簡単なショートカットを覚えるだけで良かったのに、スレッドのせいで一度キーボードから手を離す必要があるのです。

不要なスレッドさえ無ければ、こんな煩雑さは味わわなくて良いのです。

自分にとって不要なスレッドは見る必要がありません。
さきほども言ったとおり、送信者は「回答者」を選んでメンションします。少なくともそれが正しい文化です。
あなたがメンションされていないのであれば、見る必要もないし、見なかった責任を問われることもありません。

それでも全部見たい人にとっては辛いかもしれませんね。
自分に関係のない仕事はしない、と割り切れない人にとっては辛いかもしれません。
全部見る必要があるなら 確かに大変だと思います。

ただ、これは結局ツールが悪いというよりも個人の性格・価値観の問題です。
ツール自体に非があるのではなく、きちんとメンションしない送信者の責任です。

6.モバイル版ではチャンネルとスレッドを同時に表示できない

モバイル版のSlackでは、チャンネルをスクロールして眺めながら気になるスレッドを開く必要があります。すると、チャンネルは表示されなくなります。そのスレッドに至るまでの文脈をおさらいするには(Androidでは)戻るボタンを押す必要があります。

チャンネルであれば上にスクロールすれば良いだけなのに、チャンネルの情報を追うために通信をしてまでスレッドを開き、他のポストを追いかけ直すために何度も戻らなければいけないのです。

通信環境の悪い場所でローディングを経て表示されたスレッドに「うける卍」としか書いていなかったとき、どう思いますか?(そんなスレッドは見たことがないけど)

確かにモバイル版は見にくいですね。このデメリットは共感できます。
早期に解決されれば良いですが、そもそも画面サイズの問題があるため、デバイスが進化しない限り解決されることはないかもしれません。

ただし、この件も全部確認したいという性格利用者が成熟していない 問題も孕んでいる__ことを忘れてはいけません。

メンションがあって通知があるから、スレッドを追うのであって関係ないスレッドまで読む必要はありません。
相手も読んでもらおうなんて思ってないので、「うける卍」とか書いてあっても問題ありません。

それに前後の話を読む必要が発生するのは、スレッドを活用していないから に他なりません。
なぜ、一つの議題の話があっちゃこっちゃにあるのか、という話です。
これでは単に利用者が成熟していないことをツールに押し付けてしまっています。

ついでに、スレッドは、 関係ない話を読みたくない人のための機能でもある ということを忘れてはいけません。

7. スレッドを開く処理が遅い

チャンネル移動よりもスレッドを開く処理は明らかに遅いです。モバイル版は(?)通信処理が挟まるので、なおさら遅いです。一日に何十回もスレッドを開くので、この遅さは無視できません。なのに、通知が来てせっかく開いて「了解です!」みたいな大した情報量もないときの残念さといったら…。

急ぎじゃないならチャンネルにポストしましょう。

確かに少し処理が遅いですね。スレッドは開くのに通信を挟んでいるように見えます。
これはスレッドにするデメリットだと思います。

ただし、読む必要のないコメントなんてする方がおかしいので、使う側の問題です。
先程と同様、絵文字で反応すれば、更新の通知は来ません。

それに通知も来ていないのに読みに行くのもスレッドにした意味がありません。

とはいえ、スレッドが開くのが遅いのはデメリットだと思います。
(実を言うと、スレッドにしなくてもメッセージが溜まってると重いので「スレッドにしない」という選択肢をとっても何も変わりませんが)

8.他のメンバーがUnfollowしたことに気づけない

通知の仕様理解を誤った故に通知爆撃が届き始めたら、Unfollowボタンで通知が届く本人の意志で通知を止めることができます。
しかしながら、Unfollowしたことは他の人には分からないので、スレッドで会話をしている人はあなたがまだそこにいると思ってしまうでしょう。これは認識の非対称を生むのであまり好ましくありません。あなたが通知爆撃から解放された安堵と引き換えに、誰かの「読んでくれているだろう」という期待を知らずしらずのうちにないがしろにしてしまっているかもしれないのです。
これはスレッドの改善して欲しいポイント上位に入る不便ですが、Unfollowしないといけない状況を避ける、つまり スレッドを避ける努力 も望まれます。

スレッドは通知すること自体が目的ではなく、話題に対する議論が一つにまとまることが目的です。
Unfollowされているかどうかに関わらず、必ず当人から回答を得たいなら、送信者側はスレッドの途中でもメンションをすべきです。

ですので、Unfollowされているかどうかに関わらず、回答を得たいならメンションするべきなので、Unfollow自体が悪ではありません。それに「回答を得たい相手」のメッセージへのreplyなら必ず通知が行きます。

とはいえ、指摘されているUnfollowに気づけ無いというのは、確かに問題だと思います。
少なくともスレッドの中で一度でもメンションした相手がUnfollowをしたときは、気付ける通知が出てほしいところです。

9. 返信しづらい

僕は横長ディスプレイを右側に配置しているので、右の最果てを見ながらタイプしています。すると首が痛いんです。「ディスプレイを左に置けばいいじゃん?」と思うんでしょう?でもディスプレイ配置はSlackのためだけじゃないんですよ!!!!!(憤死)
また、モバイル版Slackではチャンネルとスレッドを同時に表示できないので、スレッドにいくつか過去の発言を引用したい場合は

1.過去の発言のリンクをコピー
2.スレッドに戻って返信したいメッセージを探す
3.入力欄に貼り付ける
4.戻る
5.チャンネルを検索する
6.遡ってメッセージを探す(1に戻る)

要点をまとめると、

  1. スレッドが右側にあると首が辛い
  2. モバイル版で過去引用を行う際に画面遷移が多く手順が多い

まず、1.は 横長ディスプレイを右側に配置している という完全に個人的な問題なので割愛します。
さすがに普通のメインディスプレイに配置している方は首が痛くなりませんし、ディスプレイの配置をツールのせいにされても困りますよね。

2.はたしかに煩雑かもしれませんね。
ただ、それはスレッドにしなかったとして、その分スレッドでやりとりしていれば見えなかったはずのメッセージがチャンネルに流れてしまうので、スマホの画面で話の流れまで確認して引用すると大変だと思いますが・・・。

これはどちらが苦かという主観の問題だと思います。

10. ファイルを添付しづらい

右ペインにスレッドを開くには、一度スレッドからチャンネル名をクリックして 3 replies をクリックして右側にスレッドを開き、首を右に傾けながらファイルをドラッグ・アンド・ドロップしないといけないんです。しかも、僕の場合はデスクトップのファイルが見えるのは左側のディスプレイなので、ドラッグ距離が長いんです。

これも個人的な問題が入り込んでしまっているので、その部分は割愛します。
確かに手順は大変かもしれません。スレッド欄で開かずに、真下に小窓が伸びる表示方法もあれば楽になるかな、とは思いますね。

ただ、そもそもスレッドを読んでいて「このファイル添付してあげたほうがいいな」と思って添付作業に入っているはずですよね?既に開いていませんか?スレッド

・・・どうなんでしょう?否定したいから書いた、とかなんでしょうか。。。:fearful:

11. スレッドの下書きがDraft一覧に現れない

Slackには、チャンネルに投稿していない下書きメッセージがあると「Drafts」という項目に現れる仕様があります。
しかし、まだスレッドにはこの仕様が統合が行われていないのでしょう。渾身のギャグを投下するために画像探しの旅に出てその間に他の用事で忘れてしまい、他の誰かが対して面白くないギャグでバカウケしていたとしたら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
うん。このへんは重要じゃないのであまりイライラしない。

バージョンアップで対応されていましたね。
問題なく、下書きが見えるようになっています。

総括

以下の三点の主張は、私からすると「確かにスレッドのデメリットだ!」と感じる内容でした。
それ以外は、個人的な価値観と批判を混同している感想が多い印象です。

7.スレッドを開く処理が遅い
8.他のメンバーがUnfollowしたことに気づけない
9.返信しづらい
10.ファイルを添付しづらい

ただ、上記の点についても

「だからスレッドやめようぜ!」
「なんなら、否定的な記事書いちゃおうぜ!!」

では何も価値を生み出しません。なんなら変な誤解を与えてしまいます。
それに 個人的には 上記の3点とスレッドのメリットを比較して、そこまで大変なデメリットではないように感じます。

個人的な意見

もっと個人的な意見を言ってしまえば、スレッドを使わないなんて・・・

  • 空リプを送り合うだなんてTwitterのメンヘラしかやらんぞ・・・。(返信しなくても、私のこと、全部見てくれてるよね?
  • 共有フォルダにきちんとフォルダ作ってんのにドライブ直下にファイルをベタベタ「最新調査結果_20200101_bk_copy」みたいなのを置かれて汚えっ!てのと同じ感覚

そもそも自作でスレッド機能作っちゃう人がいたくらい有用な機能なんですよ・・・??

最後に

「スレッドの機能自体は悪くないんだから、改善要望だそう!」
の方向で考えられるといいですね。

ちなみにSlackの改善要望は、なんとコマンドで送信可能です :congratulations:

/feedback [任意のテキスト] 

スレッドが嫌いなあなたは是非送ってあげてください。

願わくば、スレッドを削除するのではなく、スレッドを改善する要望を・・・ :star2:

5
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
4