概要
半年以上前、高専の講義にてUNIXに関する内容を教わった。その講義を担当して頂いた教諭が非常に分かりやすい説明であったため、現在でもUNIXへの得意意識がついていると思う。しかし、コマンドの種類やシェル変数の引用方法など、時間が経てば忘れてしまう。そのため、今回シェルの基本的な動作についてこの記事にまとめようと思う。
あくまで本人の確認用で作成した記事であるため、拙い文章になっています。ご理解のほどお願いします。
目次
- シェルの根幹
シェルの根幹
- 外部、内部コマンド
- パス
- リダイレクション
- パターンマッチ
- パーミッション
- コマンド置換
- エイリアス
- プロンプト
外部、内部コマンド
内部コマンド(シェルビルトインコマンド)は、shellの内部にあるコマンド。組み込みされているため、処理速度が早い。
外部コマンドは、shellの外部にあるコマンド実行ファイル。binファイル内にコマンドが存在する。
$ /bin #binディレクトリ
パス
絶対パス
ルートディレクトリからカレントディレクトリまでのパス。
/usr/you/desktop/hoge
相対パス
ホームディレクトリやカレントディレクトリなど、相対的に見たパス。
~/desktop/puge
リダイレクション
Linuxにおける入力出力のようなもの。
標準入力 キーボード >
標準出力 画面 < もしくは >>
標準エラー出力 2>
$ cat < aaa.txt #標準出力
a
$ cat > aaa.txt #標準入力
b #終了Ctrl d
$ cat < aaa.txt #標準出力
b
パイプ
複数のコマンドを繋げる物
リダイレクションも適用可能
$ ls
aaa aab abb bba baa cba abc
$ ls | grep a
aaa aab abb abc
パターンマッチ
文字列を引用する際の簡易省略法
*
任意の文字列
?
任意の文字
[]
いずれかの文字
[!]
いずれか以外の文字
パーミッション
アクセス権を示す
$ ls -l
#ファイルタイプ アクセス権
-rw-r--r--@ 1 you staff 0 3 31 22:34 uuu
drwxr-xr-x@ 12 you staff 384 2 16 20:01 hoge
drwxr-xr-x@ 8 you staff 256 11 18 09:20 puge
drwxr-xr-x@ 10 you staff 320 1 6 08:43 foo
-
r
は4 -
w
は2 -
x
は1
ファイルタイプ
-
-
通常ファイル -
d
ディレクトリ -
l
シンボリックリンク -
s
ソケット
コマンド置換
``
か $()
を使用する。
### エイリアス
コマンドの簡易化を行える。シェルスクリプトほどの応用は効かないが、設定していて損はないと思う。
ホームディレクトリ直下の.zshrc
に設定する。
bashの場合は.bashrc
$ alias cdd="cd /Users/you/desktop"
#デスクトップ移動を簡易化
プロンプト
シェルの先端部分。
$ expart PS1="%K{black}%F{white}[%D]%k %F{black}%n %2d %% "
#私のプロンプト設定。
#[25-04-06] you /Users/you %
終わりに
現状、シェルの基本的概念まで記載した。逐次、そのほかの内容も記載していこうと思う。
もし、本記事の内容に誤り等がございましたら、コメントの方お願いします。