search
LoginSignup
1

posted at

updated at

Power Virtual Agents の新機能 Microsoft Azure Bot Framework Composer との統合キャンパスについて

はじめに

2022/11/10、ついに Power Virtual Agents に強力な新機能、 「統合キャンパス」 がPreviewされました。

Power Virtual Agents の新しいインテリジェントなボット作成エクスペリエンスとして、
Microsoft Azure Bot Framework Composer の高度なプロコード機能と のシンプルな Power Virtual Agents のローコード プラットフォームが統合されたのです。
これにより、プロの開発者と対象分野の専門家が1つの統合された Power Virtual Agents スタジオで、ボットを共同構築することをさらに簡単になりました。

該当の Microsoft ブログは以下です。

早速、アップデートされた機能の紹介と利用について記載していきます。

注意

現時点で、上記のアップデートされた機能は、スタンドアロン版(有償版)のPVAでのみ利用可能です。
Teams版のPVAでは現時点で利用できません。

追加された新機能

0.統合キャンパスの始め方

既存のチャットボットに対しては統合キャンパスは適用できないようです。
新規作成からのみ利用可能です。

image.png

また、現在(2022/11/10)時点では、プレビュー機能であり英語のみ利用できる状態です。
といっても、トリガーフレーズやメッセージなどほとんどが日本語入力可能です。
ただし、新規にトピックやエンティティを作成する際は、名前に日本語を含むとエラーとなりますのでご注意ください。
(英数で保存後に、日本語にリネームはOK)
image.png

1.豊富なマルチメディア応答

リッチ応答機能が追加され、チャットボットは従来のテキスト返信に加え、リッチで説得力のある魅力的なエクスペリエンスをエンドユーザーに提供できるようになりました。インタラクティブな会話要素をチャットボットに含めることができます。
image.png

今までのPVAでは、ひと手間かけないと表示できなかった画像や動画が表示できるようになりました。
画像は、TitleとImage(画像のURL)を設定します。

{5DB2ECAB-E045-4E79-BEA6-90E21F38D16E}.tmp.png

ビデオは、Mediaに動画のURLを設定します。他にの動画の説明やボタンも配置できます。
image.png

アダプティブカードも送信できるようになりました。
しかも、JSONペイロードをPVA上で直接編集可能です。
Adaptive Card Designer のようにパーツを配置するようなUXはまだありません。
image.png

シンプルなカードであれば、基本カードで手軽に作成も可能です。
image.png

クイックレスポンスは、ユーザーに選択肢を含む応答を可能にします。
image.png
image.png

各クイック返信には種類が設定でき、クリックすると設定された電話番号にcallするなど可能です。
image.png

メッセージのバリエーションを使うと、質問したりメッセージを送信したりするときに応答のバリエーションを提供します。1つはランダムに選択され、会話中にユーザーに送信されます。ヘビーユーザーもニッコリ。
image.png

image.png

これらの機能は、Message だけでなく、Question の際にも利用できます。イイですね!
image.png

2.変数と Power FX の利用

待望の、チャットボット内で変数の管理機能が追加されました。
image.png

新しく変数を宣言し、値を代入し、それを参照することができます。
image.png

Power FX に準じた変数型が用意されています。
image.png

変数の値により処理の分岐も可能で、よりロジカルな会話フローが構築できるようになりました。
image.png

また、Power FX による関数機能も追加されています。Power Apps のように機能的なチャットボットも作成可能かもしれません。
image.png

3.音声オーサリングによるマルチモダリティ

マルチチャネル ダイアログを作成して、音声シナリオをメッセージングと並行して処理できます。
image.png

設定内容など詳細は下記を参照してください。

まとめ

Power Virtual Agents がリリースされて以来、初の大規模アップデートといってもよい程の機能更新です。
今までも、多くは Bot Framework Composer を呼び出すことで実現できていた機能ですが、更新の度にPullやPushする必要は無くなり、ユーザビリティは格段に向上しています。

これからリリースされていない機能も楽しみですし、Teams版PVAにもこれらの機能が追加されたらと願っています(難しいかもしれませんが)

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
What you can do with signing up
1