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Microsoft Power AutomateAdvent Calendar 2024

Day 24

Power Automate for desktop の 「Graph HTTP要求送信」の使い方(リクエスト本文の指定方法)

Last updated at Posted at 2024-12-23

はじめに

Power Automate for desktop の

・Teams の 『Microsof Graph HTTP 要求を送信する』
・Office 365 Outlook の 『HTTP 要求を送信します』

アクションで、Graph API を利用したリクエストを送信する際、
《本文》を バイナリ を指定する必要があります。
{5DB2ECAB-E045-4E79-BEA6-90E21F38D16E}.tmp.png

指定方法について、記載いたします。

バイナリでの指定方法

リクエストの本文へは、『ファイルをバイナリデータに変換』アクションを利用して値を設定します。

image.png

以下、手順です。

① リクエスト本文を記載したテキストファイルを用意

ローカルPCの任意のフォルダに、API の本文を記載したテキストファイルを保存します。
image.png

文字コードは Shift-JIS で問題ありませんが、
2バイト文字を含む本文を作成する場合は 《UTF-16》や《UTF-16 Big Endian》 で指定することで、
Teams のスレッドでの文字化けを回避できます。
image.png

上記ファイルを『ファイルをバイナリデータに変換』アクションを利用し、バイナリ型の変数を生成します。

image.png

② Graph HTTP 要求実行

Teams の 『Microsof Graph HTTP 要求を送信する』や、Office 365 Outlook の 『HTTP 要求を送信します』の 《本文》 で、上記①で生成されたバイナリ型変数を指定します。

{5DB2ECAB-E045-4E79-BEA6-90E21F38D16E}.tmp.png

まとめ

リクエスト本文をテキストファイルとして保存したのち、ファイルをバイナリで変換し利用するというひと手間が必要となりますが、何かと便利な Graph API リクエストを PAD から利用する際はぜひご参考ください。

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