更新(というか修正)
2022/12/6 修正
フローの末端で「自分に通知メッセージ」をしますが、その宛先を自分宛てのチャットにすると、処理がループします。
(自分宛のチャットメッセージに対し感情分析しているため)
宛先を任意のチームチャネルへのメッセージやメール、Power Automateの通知機能を利用するなど、修正ください。
はじめに
この記事はMicrosoft Power Automate Advent Calendar 2022に参加しておらず、「七草あんこ先生」のツィートを煽ったら、なぜか私もblogを投稿しなければならない流れになった(下記参照) ため、投稿します。
煽った方々は記事の内容に関わらず、「いいね!」するように!
みんないいねするんだ! https://t.co/dGnRJ7gXiq
— Miyake Mito (@MiTo60448639) December 5, 2022
上司が怒ってたら教えてくれるフローってなによ?
Teamsチャットで、自分宛のメッセージのセンチメントがネガティブの場合、通知してくれるフローです。
注意
AI Builder を利用します、有償プランが必要です。
作り方
Trigger
Teamsコネクタの [チャットに新しいメッセージが追加されたとき]
を使ってください。特筆すべき事柄はありません。
チャットメッセージの詳細を取得
上記トリガーでは、メッセージ本文や送信者の情報は取得できないため、Teamsコネクタの [メッセージ詳細を取得する]
を使います。
[メッセージ]
triggerBody()?['value']?[0]?['messageId']
[グループチャット]
カスタム項目で以下の式を設定
triggerBody()?['value']?[0]?['conversationId']
メッセージのセンチメントを取得
AI Builderコネクタの [テキスト内の肯定的または否定的な感情を分析する]
使用言語を選び、テキストは[メッセージ詳細を取得する]の [本文 PlainTextContent]
センチメントの条件を判断
条件で、上記[テキスト内の肯定的または否定的な感情を分析する]の [テキスト全体の確率は否定的です]
を選択し、
任意の値より大きい場合を条件としてください。
否定的なセンチメントの確率が0(最小)~1(最大)で出力されるため、お好きな値をどうぞ。
私はビビりなので0より大きければにしました。
自分に通知メッセージ
2022/12/6 修正
自分へのチャットで通知すると処理がループするため、通知先をチャネルに変えました。
メールや通知アクション等、ご自身で気づきやすい通知方法を選択してください。
Teamsコネクタの [チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する]
メッセージ本文に、[メッセージ詳細を取得する]の [差出人 ユーザー 表示名]
等入れると、だれが怒ってるかわかりますね!
おわり
Ai Builder 感情分析は、入力されたテキストのセンチメントが 肯定的、肯定的、または 中立 であることを示す、事前構築済み AI モデルです。
つまり、AIの学習は必要なく、そのままドンで使えます。しかも日本語対応しています。
使わない手はないですね!
そして、ちゃんと個別チャットは見ようね!自分。