自分自身の学習記録として記録しています。
公式サイト:https://getcomposer.org/
composerはパッケージ管理ツールです。
どういう事かというと、
何かしらのWebサービス等を開発する際に、
先人達が開発した「ライブラリ」を使う事で、
素早くサービスを開発したり、機能を追加することが出来ます。
※ライブラリって?
特定の機能を提供するコードをひとまとめにしたようなものを言います
しかしながら、そのライブラリ自体も様々なライブラリを組み合わせて作られていることも多く、
一つのライブラリのバージョンが異なる事で正常に機能しなくなってしまう事もあります。
そこで、このcomposerを使用することで、
「ライブラリ同士の依存関係」を管理することができるようになります。
言ってしまえば、チーム開発をする上での環境構築などがスムーズになる事や、
エンジニア間での使用しているライブラリのバージョンの差異を無くすことが出来ます。
不要なエラーをなくすことにもつながりますので、現場では必須ツールの一つと言われています。
私をはじめ初学者の方はしっかりと覚えていきましょう!
では具体的にどのようにして使用するのかを記載していきます。
★composerの仕組み
composerは「composer.jsonとcomposer.lock」でライブラリの依存関係を管理しています。
composer.json...プロジェクトで使用するライブラリをひとまとめにしたもの
composer.lock...実際にどのライブラリのどのバージョンをインストールしたかをまとめたもの
手順としては、
(1)composer.jsonに必要なライブラリとバージョン情報を記入する
(2)composer init を実行する
(3)インストールしたライブラリとバージョン情報がcomposer.lockに書き出される
(4)以降はcomposer.lockがあればinstallコマンドを打つとそちらを元にインストールがはじまる
もっと細かい手順
(1)チームの責任者がcomposer initでcomposer.jsonを作成する
(2)続いて、同様に責任者がcomposer require <ライブラリ名>でライブラリを追加していく
(3)出来上がったcomposer.jsonをもとにチームメンバーが上記のcomposer initの手順を実行する
これでチーム開発時の使用するライブラリとそのバージョン情報を統一することが出来ます。
ちなみに使用しなくなったライブラリは不要な混乱を生むためcomposer remove <ライブラリ名>で取り除くのが吉です。
昨今のPHPの開発環境ではcomposerを使用しての開発がベストプラクティスだそうです。
学習を進めるうえで追記すべきことがあればまた書き足して行こうと思います。
今回はここまで。お疲れ様でした。