新しいPCを購入したので、バイオインフォ用にセットアップ。
毎回設定方法を忘れるので自分用に備忘録としてメモ。
PC仕様
Ubuntu 20.04.3 LTS
MacOS Big Sur 11.6 (client PC)
TeraTerm (NAS)
目次
- Ubutuの設定色々
- softwareのアップデート
- hostnameの設定
- ファイアーウォールの設定
- アンチウィルスソフトの導入
- 表記の英語化
- 時刻合わせ
- terminatorを導入
- capslockの設定
- sshの設定
- NASのマウント
#Ubutuの設定色々
以下の記事を参考に必要なところを設定。
Ubuntu 20.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト
最低限かつムダのないUbuntuサーバー初期設定【VPS】
Ubuntuサーバ初期設定(+セキュリティ設定)
LinuxでのNASへの自動マウントの方法@2021
Ubuntu 20.04 - SSHのインストールと接続方法
Ubuntu20.04 で ClamAV を使ってウイルススキャン
初回ログイン時に出てくるオンラインアカウント設定、LivePatch設定などはとりあえずスキップ。必要な時にやることにする。
softwareのアップデート
ログイン後左上のアクティビティボタンを押すと、softwareupdateが出てくるので、updateし再起動。
ターミナル上でやる場合には、
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
hostnameの設定
次にhostnameを設定。
$ hostname
XXXXXX
何かhostnameが出てくるので、こいつを変更。
$ sudo hostnamectl set-hostname hogehoge
$ hostname
hogehoge
これで変更完了。
ファイアーウォールの設定
次に、ファイアーウォールの設定をする。
簡単にやる場合はgufwをインストールして設定。
ここでは、ufwをインストールして設定。
$ sudo apt install ufw
#ufwのstatusを確認
$ sudo ufw status
Status: inactive
#ufwは初期状態ではinactiveになっている
#とりあえずIncomingを全てdenyにしておく。
#sshは後で設定。
$ sudo ufw default deny
# ufwを起動してstatusを確認
$ sudo ufw enable
$ sudo ufw status verbose
Status: active
Logging: on (low)
Default: deny (incoming), allow (outgoing), deny (routed)
New profiles: skip
これでとりあえずの設定は完了。
*ufwが再起動時にinactiveだった場合の対処
こちらの記事を参考にしました→IT漂着メモ
Before=network.target
+ After=netfilter-persistent.service
Afterを追加すると再起動時にactiveになった。
アンチウイルスソフトの導入
アンチウィルスソフトを念のため、導入しておく。
$ sudo apt install clamav
$ sudo apt install clamav-daemon
#ウィルスの定義を更新
$ sudo freshclam
#clamavを起動
$ sudo systemctl start clamav-daemon.service
$ sudo systemctl start clamav-freshclam.service
あとは、crontabで自動設定。
本当は週1とかが良かったけれど、PCの自動起動が日付しか設定できなかったので月1の設定で。
#!/bin/bash
#crontabで実行するファイル
sudo clamscan /* -l ./log/clamav.log
sudo shutdown -h now
これをcrontabに設定。
sudo crontab -e
#minute hour day of mounth month day of week task で設定
45 0 1 * * bash ./bin/monthly_clamscan.sh
あとは、logの場所を作っとく。
sudo mkdir ./log
表記の英語化
次に、日本語環境を英語に。今回のPCは組んで送ってもらってついでにUbuntuのインストールもしてくれたんだけど、ありがたいことに日本語だったので、全部英語に変更(気を利かせてくれたのにゴメンナサイ)。
#ここに設定があるので書き換える
$ sudo vim /etc/default/locale
- LC_ALL="ja_JP.UTF-8"
+ LC_ALL="en_US.UTF-8"
時刻合わせ
時刻合わせはやってくれていたので、省略。
もしやる場合のメモ。
$ sudo timedatectl set-timezone 'Asia/Tokyo'
terminatorを導入
完全に好みの問題だけどterminatorをつかいたいので、
sudo apt install terminator
でダウンロードして、起動。
背景の透け感と分割できる感じが好き。
capslockの設定
次に、capslockをctrlに変更した。
#ここにkeyboardの設定があるので書き換える。
$ sudo vim /etc/default/keyboard
# デフォルトは空欄なので以下を追記。
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"
sshの設定
openssh-serverをインストール
$ sudo apt install openssh-server
次にsshd_configを編集。
Port 222
PermitRootLogin no
MaxAuthtries 3
#password認証は後でnoにする。
PasswordAuthentification yes
PermitEmptyPasswords no
ChallengeResponseAuthentification no
今度はfirewallの設定を変更。
Localからのログインのみを有効にする。
IPv6を無効にする。
- IPV6=yes
+ IPV6=no
$ sudo ufw allow from 192.168.X.0/24 to any port 222
#設定をチェック
$ sudo ufw status verbose
Status: active
Logging: on (low)
Default: deny (incoming), allow (outgoing), deny (routed)
New profiles: skip
To Action From
-- ------ ----
222 ALLOW IN 192.168.X.0/24
$ sudo systemctl start sshd.servise
これでサーバ側の設定はオッケーなので、次はクライアント側で設定(Mac)
#sshで接続してみる。
ssh username@192.168.XXX.YYY -p 222
#次に、公開鍵と秘密鍵を作成。
$ ssh-keygen -t ed25519
Generating public/private ed25519 key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/miyashitasatoshi/.ssh/id_ed25519): passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
#鍵をサーバにわたすために ssh-copy-idをインストールして、実行。
$ brew install ssh-copy-id
$ ssh-copy-id username@192.168.XXX.YYY -p 222
次に、サーバ側でPassword認証をnoにする。
PasswordAuthentification no
この状態sudo systemctl restart sshd.service
をして再度、ssh
ssh username@192.168.XXX.YYY -p 222
#するとパスフレーズを要求されるので、入力するとsshできる。
Enter passphrase for key
NASのマウント
起動時に今使っているNAS(Terastation)に自動マウントするように設定。
とりあえずNASと接続するかpingをうつ。ping 192.168.XXX.YYY
無事に接続が確認できたらNASのマウント
#cifsのインストール
sudo apt install cifs-utils
#mount用のdirectoryを作って、マウント
sudo mkdir /mnt/nas
sudo mount -t cifs -o username=XXX,password=YYY,uid=1000,gid=1000 //192.168.XXX.YYY /mnt/nas
うまくいかない場合もあるらしく、その場合は、vers=1.0をつけるといい場合もあるらしい。
今回は問題なく接続できたので、起動時に自動接続するように設定。
$ sudo vim /etc/fstab
vimでfstabに以下を追記。
//192.168.XXX.YYY /mnt/nas cifs username=XXX,password=YYY,uid=1000,gid=1000,file_mode=0755,dir_mode=0755 0 0
再起動して接続していることを確認。