データベース関連について
1. データベース
データベースとは、データを整理して保存し、簡単に取り出せるようにする仕組みのこと。
データベースを 本棚 に例えてみる。
本棚 → データベース(データを保存する場所)
本 → データ(例えば、ユーザー情報や商品リスト)
分類(ラベル) → データの整理方法(データベースの「テーブル」や「カラム」)
目次や検索機能 → データベースの検索機能(SQLなどを使ってデータを探す)
2. DBMS
DBMS(データベース管理システム:Database Management System)とは、データベースを管理し、データの追加・検索・更新・削除を簡単にできるようにするソフトウェアのこと。
DBMSを「レストラン」に例えてみる。
データベース(DB) → レストランの厨房
→ データを保存する場所(料理の材料を保管する場所)
DBMS → シェフ(料理人)
→ 必要な材料(データ)を取り出し、注文通りに料理を作る(データを加工・提供する)
SQL(データ操作の命令) → お客さんの注文
→ 「ハンバーグをください!(ユーザー情報を取得してください)」とお願いする
DBMSの役割
データの保存・管理 🗂️
データを適切に保存し、壊れないように守る
データの検索・取得 🔍
必要なデータを素早く取り出す(例:特定のユーザー情報を取得)
データの追加・更新・削除 ✏️
新しいデータの追加や、不要なデータの削除を行う
アクセス管理(セキュリティ) 🔐
誰がデータにアクセスできるか管理(例:管理者だけがデータを編集できる)
同時アクセスの制御 ⚖️
たくさんのユーザーが同時にデータを使っても、問題が起きないようにする
代表的なDBMSの種類
リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)
➡ 「表(テーブル)」形式でデータを管理するDBMS
MySQL(Web開発でよく使われる)
PostgreSQL(高性能で企業向け)
SQLite(軽量で小規模向け)
SQL Server(Microsoft製のデータベース)
3. RDBMS
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム:Relational Database Management System)とは、
データを「表(テーブル)」の形で管理し、関係(リレーション)を持たせて整理するデータベース管理システムのこと。
RDBMSは、複数の表(テーブル)を組み合わせてデータを整理し、簡単に検索・管理できるようにする仕組みを提供する。
例えば、「生徒」テーブルと「成績」テーブルを「生徒ID」で関連付ける。
代表的なDBMSの種類
リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)
➡ 「表(テーブル)」形式でデータを管理するDBMS
MySQL(Web開発でよく使われる)
PostgreSQL(高性能で企業向け)
SQLite(軽量で小規模向け)
SQL Server(Microsoft製のデータベース)
4. SQL
SQLとは、**データベースを操作するための言語(Structured Query Language)**のこと。
5. テーブル
テーブルとは、**データベースで情報を整理して保存するための「表(ひょう)」**のこと。
6. カラム
カラムとは、表(テーブル)の列のことで、データの種類を表す項目(縦)
「学年」や「クラス」など、どんな情報を保存するか決める
7. レコード
レコードとは、表(テーブル)の行のことで、実際のデータ(横)
「田中さん(1年A組)」や「佐藤さん(2年B組)」など、1行が1つのデータ
8. クエリ
クエリ(Query)とは、**データベースに対して「データを取得・追加・更新・削除するための指示(命令)」**のこと。
クエリは、SQLで書かれ、データを操作するために使われる。