ラズパイのOSインストール,めんどくさい!
ラズベリーパイ,利用されている方であればご理解いただけると思うんですけれど,RaspbianだろうがUbuntuだろうがOSをインストールするのが非常にめんどくさいです(主にWindows)
通常だと,
- OSのイメージファイルをDLしてくる
- __「ライティングソフト」__でイメージファイルをSDに書き込む
この手順が必要ですが,先日公開されたRaspberry Pi Imagerを使うことで,
ツールの中でインストールしたいOSとSDをリストから選んで書き込むだけで済みます.しかも__圧倒的に高速にインストール__が可能です.
なぜ__「ライティングソフト」__を太字で強調したかと言うと,これがまたWindowsだと分かりづらいしめんどくさいんですよ.
- Win32Disk Imager
- DD for Windows
- balenaEtcher
- and more…
いっぱいあって,初見だとどれ使えば良いのかわからなかったです.
しかもWin32 DiskImagerで書き込んだら,何故かRaspbianが起動しなかったんですよね.DD for Windowsに関しては,書き込んだどのOSも認識してくれなかったです.
balenaEtcherで書き込んだら Raspbian __「は」__インストールも起動も可能でした.しかし,Ubuntuは起動しませんでした.
多分拾ってきたUbuntuのイメージが悪かったんでしょう.わざわざ拾ってきたイメージを焼いたのに使えなかったとか時間の無駄だしめんどくさいです.
MacやLinuxなどのUNIX系OSだとddコマンドを使えばOSインストール(書き)もバックアップ(読み)もほぼ確実にできて楽です.しかし,ターミナル操作が必要だし結局OSイメージ探してこないといけないしめんどくさいです.
実際に使ってみよう
めんどくさいめんどくさい言っていても仕方がないのでRaspberry Pi Imangerを使ってみましょう.私の環境はMacですが,WindowsやLinuxでも同じUIで同じ手順なはずです.あとUIがマテリアルデザインに準拠しているので非常に使い心地が良いです.
Raspberry Pi Imagerのインストール
まずRaspberry Pi Imagerをインストールします.
https://www.raspberrypi.org/downloads/
OSインストール
起動してみるとこういう画面が出ます.
CHOOSE OSでインストールしたいOSが選べます.今のところはRaspbianとLibreELECとUbuntuが選択可能です.(2020-06-07)
今回は,UbuntuをRPi2に入れたいので選んでみましょう.
(最新のUbuntu20.04 LTSも使えるだと…しかもRPi2に対応している…キミに決めた!)
同様に,CHOOSE SDでインストールしたいSDを選んでください.選び終わったらWRITEを押して書き込みです!めっちゃ簡単!
あ,書き込み時に認証を求められるのでちゃんと認証してくださいね.SDにディスクイメージを書き込むときに管理者権限が要るため求められるのだと思われます.
OSのDLにかかる時間はインターネット環境によりけりだと思いますが,私の場合はなんと10秒もかかりませんでした.書き込みには当然時間がかかりますが,OSイメージを拾ってくるのが簡単で速いなんてすばらしいですね.スクリーンショットは書き込み中のRaspberry Pi Imagerです.
このあとちゃんとRPi2でUbuntuが起動できました.本当に嬉しいです.