1. はじめに
Chromebook に、次の記事で紹介したツールを使って、R の開発環境を構築してみました。
2. R のインストール
まずは
# パッケージリストの更新とプログラムパッケージのアップデート
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
次の (1),(2) どちらか一つの方法でインストールしてください。
(1) 記事で紹介した rig を使ってのインストール
# rig のリポジトリの署名キーの追加
`which sudo` curl -L https://rig.r-pkg.org/deb/rig.gpg -o /etc/apt/trusted.gpg.d/rig.gpg
# rig のリポジトリの追加
`which sudo` sh -c 'echo "deb http://rig.r-pkg.org/deb rig main" > /etc/apt/sources.list.d/rig.list'
# rig のインストール
`which sudo` apt update
`which sudo` apt install r-rig
# 最新の R のインストール
rig add release
# R のバージョン確認
rig list
(2) 通常のインストール後、P3M のリポジトリ設定と pak のインストール
# 最新の R のインストール
sudo apt install -y r-base
# R のバージョン確認
R --version
# R の起動
R
# P3M リポジトリ設定用.Rprofileファイルの作成
my.Rprofile <- 'local({
repos <- c(P3M = "https://packagemanager.posit.co/cran/__linux__/bookworm/latest")
options(repos = c(repos, getOption("repos")))
})
'
cat(my.Rprofile, file = ".Rprofile", append = TRUE)
# pak のバイナリビルドパッケージのインストール
install.packages("pak", repos = sprintf(
"https://r-lib.github.io/p/pak/stable/%s/%s/%s",
.Platform$pkgType,
R.Version()$os,
R.Version()$arch
))
# R の終了
q()
3. RStudio のインストール
ローカルの deb ファイルのインストール時に、依存ファイルも同時にインストールしてくれる gdebi を使ってインストールします。
# gdebi のインストール
sudo apt install -y gdebi-core
から、Debian 12 用の deb ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードリンクを2本指タップして、保存先を「Linux ファイル」フォルダにする
- 次のコマンドのファイル名は、ダウンロードしたファイル名に変更
# RStudio のインストール
sudo gdebi rstudio-2024.09.1-394-amd64.deb
4. tidyverse のインストール
pak を使ってインストールします。
R または RStudio を起動して、
pak::pak("tidyverse")
5. 最後に
ご利用は自己責任でお願いします。