めっちゃ便利
ここ最近、Bitbucketを利用したチームでの開発を行ってみましたが、その中でBitbucketが提供している課題管理がすごい使いやすかった。
課題をトラッカー単位で管理できるという点については、目新しいものはなかったんだけど、使いやすいな(=めっちゃ便利)と思ったのは、以下のようなこと。
- 課題番号に対応したコメントをgitログに残し、それをBitbucketへpushすることで、 自動的に課題トラッカーを更新してくれるっ!!
- 課題トラッカーを自動的に更新してくれることで、その課題のウォッチャーに対し、ちゃんと メールを送付してくれるっ!!
もうね、この二つを自動的にしてくれるだけで、ずいぶん楽になった。
むかしは、課題が発生すると
- Excelかなんかに課題を起票して
- それを関係者にわざわざメールして
- Excelを開き、自分に該当する課題をみつけ
- 対応したらExcelにコメントする
- コメントしたExcelファイルは当然のことのように他の人とバッティングするので
- 別途、Excelをマージする人が必要となる(←大抵プロジェクトを仕切ってる人がやるんだよね。)
ということが当たり前だった時と比べると、ぜんっぜん楽っ。
前置き長くなりましたが
Bitbucketが提供する課題のコミットメッセージのルールについて、以下に整理しておきます。
基本的な構文
<コマンド> <課題ID>
コマンドの種類
# 課題の解決
close / closed / closes / closing / fix / fixed / fixes
# 課題の再オープン
reopen / reopens / reopening
# 課題のコメントとして、チェンジセットへのリンク追加
address / re / references / ref / refs / see
参考例
# "fixed"というキーワードと、"#1"という課題IDが含まれているので
# 以下のコメントでは、課題#1が解決したということを認識し
# 自動的に課題トラッカーに更新をかける。
$ git commit -m "YYYY/MM/DD : V001 : bug fixed #1"
ちゃんとpushしてね
参考例では、commitをしただけに過ぎないので、Bitbucketの課題に更新をかける際には、ちゃんとpushしてね。
# pushの例
$ git push origin master