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Outsystems REST API 送信元IPアドレスを確認する

Last updated at Posted at 2024-01-07

背景とやりたいこと

・Outsystemsで開発したシステムから、組織で利用しているSaaS(今回はbacklog)のREST APIにアクセスしたい
・そのSaaSは、組織のセキュリティルールによりIPアドレスによるアクセス制限がされており、事前に許可設定がされたIPアドレス以外はアクセス不可
・SaaS側で許可IPアドレスを追加するため、Outsystemsの送信元IPアドレスを確認したい
・ググりまくったが、情報が見つからなかった

Outsystemsの環境

O11ではなく、Outsystems Deveroper Cloud

送信元IPアドレスについて、ドキュメントを調べても、ググってもどこにも書いてない

その為、仕方なくOutsystemsからwebサーバーにアクセスし、Webサーバーのaccess.logの記録から、送信元IPアドレスを確認することにしました

手順(ありふれた細かい手順は割愛)

準備

  • AWS EC2にnginxインストール
  • EC2のセキュリティグループのインバウンドルールに、httpで0.0.0.0/0(インターネットからec2へのhttpアクセスを全許可)を追加
  • access.log を tail -f コマンドで追記をリアルタイムにみえるようにしておく
  • EC2のURL(パブリックDNS)を確認

PCのブラウザでnginxにアクセスできることを確認 [1]

image.png

outsystems consume REST API を作成

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REST APIに Get Methodを追加し、Method URLにEC2のURLを入れる

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Get Methodからnginxにアクセスできるかテスト [2]

image.png

nginxからのレスポンスが表示されればOK

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スクリーンにボタンを配置

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ボタンのクリック時のクライアントアクションに、サーバーアクションであるREST APIのGet Methodを入れる

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Publishする

image.png

ブラウザを開く

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ボタンを押下して、REST APIのGet Methodを実行 [3]

image.png

これらの実行により、nginx access.logに記録された内容の確認

[1]の114.1XX.XXX.XXXの行は、クライアントPCのMacのsafariがアクセスした際のログ
[2]の114.1XX.XXX.XXXの行は、クライアントPCのODC Studio(ODC統合開発環境)のREST APIのテストボタンを押下してnginxにアクセスしたログ
[3]の43.2XX.XXX.XXXの行は、ODC Studioによって作成したアプリをクラウドにデプロイ後、クライアントPCのsafariの「AWS IP Address Check」を押下したことで、クラウド側のサーバーサイドからnginxにアクセスしたログ
image.png

今回のゴールである、[3]Outsystems REST API 送信元IPアドレスを確認することができました。

以上です

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