1. 下準備
まずはWebサーバーソフトウェア(通常はApacheまたはNginx)とデータベース(通常はMySQLまたはPostgreSQL)がインストールされていることを確認してください。
今回はApacheとMySQLを使用していきます。
インストールされているかは以下のコマンドで確認してください。
Apache
apachectl -v
My SQL
mysql --version
ApacheはmacOSには、デフォルトでインストールされていますので恐らくは問題ないかと思います。
なのでここではMy SQLのインストール方法についてのみ記述させていただきます。
2. Homebrewをインストール
My SQLをインストールするために、まずHomebrewをインストールします。
HomebrewはmacOS用のパッケージマネージャーです。
Homebrewの公式サイトにあるように、下記のコマンドを使用してインストールします。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
ダウンロードが完了したらHomebrewがインストールされたか確認してください。
確認には、下記のbrewのバージョンを確認するコマンドを使用します。
$ brew -v
3. My SQLをインストールする
brew install mysql
My SQLをインストールする
mysql -V
インストールが終わったらMySQLのバージョンを確認してみましょう。
mysqlコマンドに-Vオプションをつけます。
mysql -u root -p
rootユーザーでログインします。
passwordを聞かれますが、そのままエンターでログインできます。
ログインすると、このようにMySqlコマンドを実行できる状態になります。
$ mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 9
Server version: 8.0.32 Homebrew
Copyright (c) 2000, 2023, Oracle and/or its affiliates.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql>
mysql> exit
MySqlから抜けるときにはexitを実行します。
MySQLの起動・停止・再起動
MySQLの起動と停止はmysql.serverコマンドを使うと良いです。
mysql.server start
起動するときには、下記のコマンドを使います。
mysql.server stop
停止するときには、下記のコマンドを使います。
mysql.server restart
再起動するときには、下記のコマンドを使います。
4. PHPとComposeのインストール
PHPのインストール
LaravelはPHPで動作しますので、まずPHPをインストールする必要があります。
macOSにはデフォルトでPHPがインストールされている場合がありますが、最新バージョンのPHPをインストールすることをお勧めします。
brew install php
Homebrewを使用してインストールすることができます。
php -v
インストールが完了したら、PHPのバージョンを確認してください。
Composerのインストール:
ComposerはPHPの依存関係管理ツールで、Laravelのインストールに必要です。
brew install composer
上記のコマンドを使用してComposerをインストールします。
composer --version
インストールが完了したら、Composerのバージョンを確認してください。
5. Laravelのインストール
ここでいよいよLaravelをインストールしましょう! こちらはWindowsもMacも同じ手順です。
composer create-project laravel/laravel --prefer-dist Sample
まずはコマンドプロンプト(ターミナル)で、上記のコマンドを実行します。
最後の”Sample”はプロジェクト名なので、任意の名前を付けます。
cd Sample
インストールが完了したら、作成したプロジェクトに移動します。
php -S localhost:8000 -t public
プロジェクトに移動できたら、以下のコマンドを実行します。
このコマンドを実行すると、Laravelがブラウザで確認できるようになります。
先ほどのコマンドで指定した、”localhost:8000″をブラウザに入力します。
Laravelのページが表示されたら成功です!