超小型(CardSize)シングルボードコンピューターのRaspberryPiを入手しますと、まず最初にOS(OperatingSystem)をインストールしなくては使えません。
OSは"RaspberryPiのインストール"等で検索をするとNOOBSとゆうZipFileが見つかります。
NOOBSとゆうraspberrypiのINSTALLERをWindowsでダウンロードしてzipfile形式になっていますfileをlhaplus等で展開して全部をraspberrypiの起動用のMicroSDCardに書きます。
これはWindowsからGUIで可能になっています。
2019/7月にRaspbian GNU/Linux release10(buster)になりましたが8月にインストールして使った感じでは違いは分かりませんでした。。
7月の出た当時はディスクイメージで配布されていましたが現在ではNOOBSとゆうインストーラーです。。
[覚えなくてもいい話]
raspberrypiのアーキテクチャはarmとゆうものになるようです。
これはLinux(Kernel)がarmにも対応をしているとゆう事だと思います。
私の"RaspberryPi Model B+" は armv6l でした。。
Raspbianの当時の最新版をインストールした時にこの原稿を作成させていただきました。
現在はRaspbian GNU/Linux release 9.6 (stretch)は見つからないかもしれません。
話をインストールに戻します。
RaspberryPiに上で作成した起動用のMicroSDCard(32GBにしましたが16GBで充分です)を刺して起動するとインストーラーが起動するのでFull(一番上にありました)を選んで約1時間くらいまちます。
他にもRiscOS等がありましたが試していません。
そこで念の為RiscOSを調べてみるとエイコーンコンピューターにRISC OSとゆうのがあるようです。
こちらはARMアーキテクチャ向けに開発されているOS(OperatingSystem)のようです。
しかしここでは素直にRaspbian(DebianのRaspberryPi専用のOS)を選びました。
一番上のRaspbianのインストールが終了すると、初期設定が始まります。
普段、お使いのPCからraspberrypiの操作が出来るようにsshの設定をします。
まず/home/user/にいく。
$ cd ~ でいきます。
$ mkdir .sshでディレクトリを作成
$ cd .sshで移動
$ ssh-keygen 空enter x 3回で認証鍵の作成
$ ls -lで作成されているか確認
$ cat id_rsa.pub >> authorized_keys 公開鍵をauthorized_keysに追記する
$ rm -r id_rsa.pub 公開鍵の削除
$ sudo /etc/init.d/ssh restart
で他のPCからSSH接続(login)ができるようになります。
この後はWindows TeraTerm等から
[SSH] RaspberryPiの"IPaddress"
でもloginが可能になります。
Linuxでは$ ssh user@ipaddressでloginが可能です。
【補足】以下で他のマシンへのSSH接続設定をしています。
$ vi /home/user/.ssh/config
[config内容]
1.Host my-server
2. HostName 192.168.x.x
3. user username(serverのUserName)
4. port 22
5. IdentityFile /home/user/.ssh/id_rsa
6. VisualHostKey No YesにするとSSHの度にSSH鍵の表示をします
位です。
SSH先を指定してやります。
こうすれば
$ ssh my-serverとすればHostName先に繋がります。
/home/user/ のuserには自分のloginする名前(RaspberryPiのUserName)を入れてください。
少しずれましたがinstall後"Raspbian GNU/Linux release 9.6 (stretch)"の初期設定は
$ sudo raspi-config
で、本体の設定をします。
1.Chage User Password = デフォルトはraspberryです。
ここでは特にpasswordの変更をしなくても以前の任意のものが設定済みだと思います。
もしパスワードがraspberryの設定のままでしたら、簡単にUser=pi,Password=raspberryだとどんなトラブルがおきるか分からないので変更してください。
2.Network Options = 初期起動時にGUIで選択したままでOK
3.BootOptions = auto-loginにしたり起動時にNetworkの接続を待つかどうか?
4.LocalisationOptions = ASIA/TOKYOになっていたのでdefaultにしました
5.InterfacingOptions = defaultにしました
6.Overclock = raspberrypiのCPUの設定をします(大きくすると寿命が短くなるようなので注意です)
7.Advanced Option = 選択して以下の編集
A1.ExpandFileSystem MicroSdCardを最大まで使えるように変更するようです。
A2.OverScan
A3.Memory Spirit = 16/32/64/128 GPUのメモリ設定(小さくされる方がほとんどだと思いますが慎重に)
A4.Audio
A5.Resolution
A6.Pixel Dobling ここをONにすると注意です。Fontや表示を太字にする
(CUIで$ sudo raspi-configを実行して設定をOFFにするまで表示は大きなままになります)
8.Update 選択すれば自動でアップデートが始まります。
9.About raspi-config
などをすると再起動を促されます。
また必要であれば
$ sudo rpi-update
で、新しいカーネルにアップデートが出来ます。
2019/02/13現在でkernel=4.14.97+ 4.14.97-v7+でした。
$ sudo init 6
$ reboot
等で再起動して新しいカーネルの反映
アップデート後に/lib/modules/ に古いカーネルのモジュールが残りますが、もう必要ではありません。
新しいカーネルで問題なく再起動をするのを確認したら
任意でkm-old等とゆうdirectoryを作成してMicroSDCardの容量が許せば保存しておいてもよいかもしれません。
IPaddressの固定には/etc/dhcpcd.confを書き換えるらしいです。
方法は
$ sudo cp -p /etc/dhcpcd.conf /etc/dhcpcd.conf.org オリジナルを退避させてから
$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf
の編集です。
[編集箇所]
IP AddressとGateway位です。
サーバーのアドレスが頻繁に変わるとややこしいので、固定した方がいいです。
ちなみに古いDebian系で使っている/etc/network/interfacesは関係ないようです。
ここを編集すると起動時に問題(Failed)がおきてしまいます。
ログインするuserは、ほとんどの方がpiだと思いますが コメントの編集も可能です。
デフォルトでは無効になっていますので以下のコマンドで/etc/passwdファイルの変更をします。
しかし直接/etc/passwdを編集するのではなく
$ sudo usermod -c "Firstname Name" pi(変えていればusernameを入力)
とのコマンドでpinkyコマンド時のコメントの表示が可能になります。
$ pinkyで"FirstName Name"つまり本名が表示されます。
swapのデフォルトは100MBですが2048MBまで大きくできます。
$ sudo cp -p /etc/dphys-swapfile /etc/dphys-swapfile.org オリジナルを退避させてから
$ sudo vi dphys-swapfileで変更します。
vi editorで、変更して保存をするのを忘れないでください。
vi画面でescを押してshift+qで抜ける
wq!で変更を保存して抜けるです。
$ sudo /etc/init.d/dphys-swapfile restart
でswapの反映です。
$ free コマンド等で確認をしてください。
【注意】
このインストールと初期設定は古くなってしまい役にたたないかもわかりません。
しかも当方ではこのような方法を行ったとゆう次元の記録になります。
参考程度で読んで下さいませ。。
また明らかに方法が間違えていましたら当方も興味はアリアリですので、正しく設定等を教えてください。。
よろしくおねがいします。。