はじめに
以前、とある記事で話題になったMindの変数の宣言での注意事項についてまとめてみました。
対象読者
日本語プログラミング言語 Mindユーザーの皆さん。
Mindの変数の宣言の際の注意事項
他のプログラミング言語の経験者の方ですと、つい下記のように書きたくなってしまうことがあるようです。
Mind
年齢は 変数。年齢に 34を 入れる。
名前は 文字列実体 長さ 10桁。名前に 「花子」を 入れる、
特待区分は 変数。特待区分に 1を 入れる。
変数宣言の直後で初期値設定を同時に行っていますが、Mindではこのような書き方が出来ません。
変数の宣言は宣言文として記述し、初期値の設定は(いわゆる代入ですから)何らかの処理単語定義内で明示的な処理として行う必要があります。
Mind
年齢は 変数。
名前は 文字列実体 長さ 10桁。
特待区分は 変数。
ただし、最初から変数の中身が決まっているなら(定数として)ストレートに書くことも出来ます。
Mind
年齢は、数値、34才。
名前は、文字列定数、「花子」。
特待区分は、数値、1区分。
34才…数値に続く後ろの文字列(この場合は単位表現)は無視されます。
文字列定数という概念があります。固有名詞とかは全部これで。
1区分…数値は全角でも半角でもOKです。
とはいえ、これでは変数じゃないのでちょっと使い勝手は悪いです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?Mindユーザーの皆様の参考になれば幸いです。
@mylifewithviolin さん、助言、有難う御座いました。