目的
入社したらPCがMacに変わった人向けにWindowsとの違いっぽいとこを書いていきます。
かくいう自分も個人PCはWindowsなのですが研究室ではMacを使っていたので、それへの移行時に
つまづいたポイントとか思い出しながら書いていきます。
基礎知識
検索してもそもそも用語分からないと探せなかったりしますよね...
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Ctrl キーと command キー
windowsで言う CtrlキーはMacでは command キーです。Macのキーボードに Ctrl がありますが若干別モノです。
(例 コピー:Ctrl + Cではなく command + C
Ctrl(Mac)はCtrl(Mac)であってCtrl(Windows)ではないのです(??)。 -
Appleメニュー
Apple公式サイトではこう呼ばれていますが要は左上の🍎マークをクリックすると出てくるやつです。 -
システム環境設定
appleメニューにの上から2番目にあります。Windowsで Win + i で開く設定画面みたいなやつです。 -
Dock
画面下にアプリケーションがいっぱい並んでるやつです。 -
ジェステャー (4/12 追記)
トラックパッドでの操作の仕方。主に2本指や3本指で上下や左右にスライドする操作を指します。 -
mission control
開いているアプリを俯瞰できる状態です。トラックパッドを三本指で↑にスライドすれば見れます(初期設定時)。
Windowsの三本指↑スライド(設定にもよる)や、Win + Tabとだいたい一緒です。 -
Launchpad
いわゆるアプリ一覧です(ここに表示されないシステムアプリもある?)。
トラックパッド四本指でピンチイン(なんかこう掴む感じ)すると表示できます(初期設定時)。
mission controlやLaunchpadの出し方はシステム環境設定で違う動きにすることもできます。
スタートメニュー
そんなものは無い(´・ω・`)
代わり(?)にcommandキー + Spaceでアプリ検索ウインドウが出てきます。
ちなみに上述のLaunchpadでも検索はできます。
エクスプローラー(マイドキュメントとかダウンロードしたファイルとか開くやつ)
そんなものはn(ry
ほぼ同じものがMacではFinderというやつです。デフォルトだと下のDockの一番左端にあります。
切り取り
そんなものは...あるんですが少しWindowsとは仕様が違います。
メモ帳などでの文章の切り取りは command + X → command + V でいいのですが、Finderでのファイル操作はこれで切り取りできません。
切り取る時はコピーと同じ command + Cで、張り付ける時に command + option + V で切り取り → 貼り付けになります。
OS | コピー | 切り取り |
---|---|---|
windows | Ctrl+C → Ctrl+V | Ctrl+X → Ctrl+V |
mac | command+C → command+V | command+C → command+option+ V |
スクリーンショット (4/13 追記)(4/17 更新)
Macでは command + shift + 3(or4)でスクリーンショットが撮れます。
上記のショートカットで3だと全画面保存になり、4の場合は自分で範囲を選択して保存できます。(キャンセルしたい時は左上のesc)
※スクリーンショットはデフォルトでデスクトップに保存されます。
使用アプリ切り替え
command + Tab で、Windwosでの三本指→(←)ジェスチャーや、Alt + Tabのようにアプリ切り替えができます。
コマンドプロンプト(Powershell)
Macではターミナルというアプリが入っています。Launchpadの「その他」グループにあります。
あんまり詳しくないですがiterm2というフリーソフトを入れると使わなくなるかもしれないです 笑
- ※社用PCがCatalinaだったらデフォルトシェルがZSHなので注意しましょう。(4/11更新)
Appleメニュー→「このMacについて」→"macOS Catalina"と書いてあればmacOSのバージョンがCatalinaという最新verです。
プログラミング言語の環境設定とかを調べた時にWebで出てくる設定の記述先が.bashrc→.zshrcに変わるので注意して下さい。
タスクキル (4/12 更新)
Macでは左上の赤い×を押してもアプリケーションは開いたままです。厳密に言うとメモリ確保したままなので、多少重い作業をする場合には不要なアプリはタスクキル(完全に閉じる)した方が良いです。
キルの方法は簡単で、閉じたいアプリのウインドウを選択している状態(一番手前に来ている状態)で command + Qを押すか、Dockで二本指クリック(もしくは長押し)して「終了」を選んで下さい。
全画面表示(Windowsとは少し違う仕様)
細かい違いですが、Macで何かのウインドウ左上の緑のマークをクリックすると画面いっぱいにウインドウが広がりますよね?
これはWindowsでの全画面表示と少し違って仮想デスクトップも一枚追加されます。
画面分割表示 (4/12 追記 4/13 更新)
上述の全画面表示は、以下の画像のように左右に分割する表示の仕方もできます。
GIZMODE JAPAN
https://www.gizmodo.jp/2015/12/macsplit_view2.html
方法は、全画面表示のボタンを長押しして出てくるメニューから選択中のウインドウを右左どちらに寄せるか選ぶだけです。
だいたいブラウザを左寄せしてエディターやWordやメモ帳を右寄せでしょうか?(好みによると思いますが)
ちなみに"Shiftlt"というフリーソフトを使うとより高機能な画面分割が使えるようになります。
導入手順はこのへんなどを参考に https://sholife-blog.com/howtousemacbooklikewindows/
おまけ
Macではカーソル移動がCtrl + F, B, N, P ででき、カーソル前後の1文字削除がCtrl + D, Hでできます。
慣れれば矢印キーをほとんど使わずに文字やコードが打てるようになります。
後はCtrl + Aで文頭、Ctrl + Eで文末移動なんかも覚えておくといいかもしれません。
変デジ研究所(画像は一部改変)
https://lab.hendigi.com/mac-keyboard-short-cut/