概要
生物が自然淘汰の原理で進化する過程をシミュレートできるbiosim4という素晴らしいプログラムを紹介します。
まず試しで作った生物の活動記録を見てみましょう。
0世代目
全体を上下右左を単純に東西南北の生息位置を表しており、色が個体の多様性を表していると考えてください。
50世代目
実は、0世代目で真ん中を円形部分を絶滅する設定にしていたのです。生まれた子が生存区域に移動した場合、伝達されて次の世代に情報を引き継がれることになります。この世代でもうすでに生存のための行動がほとんどの個体で行われています。
2000世代目
多様性もランダムな動きも減って、揃ってびっしりと端に移動するようになりました。
グラフを見ると100世代目あたりから生存どころか人口も増えその後何百世代も安定した人口のサイクルが続いているようです。2000世代以降からは多様性も減ります。優秀で強い遺伝子が残るのでしょうか。
マシーンラーニングで人類の変化を体験のステップガイドに沿ってご自身でも使ってみることができます。
開発者のYoutubeは、更に深く面白い知識をたくさん紹介してくれているので是非ご覧ください。今回のタイトルもオリジナルの動画と合わせてみたものなのです。字幕つきなので自動翻訳で日本語でも観られます。(字幕オンにした後、もう一度CCのボタン押し自動翻訳を選択して日本語に設定します。)
余談になりますが、本稿の掲載許可を開発者にとったところ快くお返事をいただけました。
それどころか、『画像と併せて説明してあってみやすいね』とコメントもいただくなど気さくな人柄が垣間見えました。